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詩集♡季映(ときばえ)  作者: 詩織
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春夏(しゅんか)





窓の外では初夏の花に混じって


春の終わりを告げる花たちが


まぶしい光の中で


つま先立ちをして風に揺れている。




花は ただ、ただ、

無心に咲いているだけで


ヒトの想いなど少しも関係ないけれど



咲き始めたばかりの花も



咲き終えようとする花も



わたしの心の中で



いつまでも咲きつづけてくれるだろう…









感性に新しい水が注がれる季節。










灼熱の太陽にせかされ


夏の花が咲いている。




ジリジリと

圧倒される近未来的な太陽に



アナベルも下を向く



新緑を駆け足で通り過ぎ



初夏の陽光に遊ぶてんとう虫に



生命いのちの息吹を映して…








渇ききった地上に降る雨に


身も心も洗われる季節。




挿絵(By みてみん)

矢車草









繰り返される季節の営みに喜びを重ねる………。

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