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番外編 幼女の日常その2
るんるーん。
おはながいっぱいさいてるところをわたしははしりまわります。
ねこのひとと、こわいかおの人が、てをつないでやってきます。
わたしたちはとおでをして、みんなでなかよく、ねこのひとがつくったごはんをたべます。
こわいかおのひとのかおについた、しるをねこのひとがぺろっとなめます。
うー。なんかもやもします。
わたしもこわいかおの……いいえ、やさしいかおをしたひとにだきついて、しるをぺろっとします。
そしてたら、ねこのひとがさけびながら、わたしとやさしいかおのひとをひきはなしました。
もうすこしぺろぺろしたかったです。
そのあとはいっぱいあそびました。
たのしかったです。
わたしはいまはしあわせです。
たまにままとぱぱのことをおもいだして、ないてますが、ねこのひとと、やさしいかおのひとがなぐさめてくれます。
みんなやさしくてだいすきです。
このたのしいじかんが、いつまでもつづきますように。
〜終〜