Aランク冒険者からダンジョンを守れ!その1
「皆、今日はよく集まってくれた」
俺は現在会議をしている。俺の守護者ミノちゃんと、ボスのミノタウロス三兄弟。そして20層階層主であり、守護者第2の精霊王子。隊長が現在コアルームに集まっている。
「今日はどのような用件なのですか?」
精霊王子が俺に質問をしてくる。こいつは子供みたいな体と顔をしているのに、年齢は80を超えているらしい。所謂ショタおっさんだ。
「あぁ、隊長頼む」
「はっ!」
俺の指示で隊長が報告をする。
要約するとこうだ。
1現在侵入者がダンジョンに接近中。
2侵入者は相当な手慣れと予想。
3侵入者は4人。
「なるほど…マスターはどのようにお考えを?」
「俺はミノタウロス三兄弟とミノちゃんで迎え撃つ、と考えてる」
「なるほど…それが最善でしょうね」
精霊王子は目を瞑り頷く。
「精霊王子」
「はい、何ですか?」
「お前の精霊魔法に強化魔法はあるか?」
そう“強化魔法”これが今回のキーマンだ。これがあるとないとじゃ、勝率が変わる。勿論なくたってこっちが勝つんだからね!
「えぇ、あります」
よし!なら今回の戦いはこっちのもんだな。
この後は、作戦を細かく練り会議を終了した。さぁ、絶望を与えてやる。
☆ ☆
会議終了から2時間後、俺の頭に侵入者警報が鳴った。
やっと来たか。
すぐさまさっき買ったモニターに侵入者を映し出す。
「ふむ…隊長の報告通り4人だな」
剣を2つ持つチャラそうな男…こいつは剣士か?二刀流とは凄いな。
フルプレートの男…巨大盾を持ってるから、戦士だな。
魔女っ娘は魔法使いだな。あのトンガリ帽子は何なのだろう…
踊り子のような服を着たエロい女…こいつは…良いな!欲しいなぁ…
俺は取り敢えず、エロいお姉さんはゲットする事にした。
☆ ☆
冒険者達は現在20階層(格闘場)まで侵入してきた。そこにはミノタウロス三兄弟+ミノちゃん+精霊王子を配置している。
因みにミノタウロス三兄弟のステータスはこれだ。
種族:牛人
名前:チョーナン
レベル:100
職業:ボス
体力:26500
魔力:60
攻撃力:60000
防御力:35000
素早さ:72000
知力:95
スキル:ぶった切り 軌道修正 三兄弟思考並列
称号:兄弟の長男 破壊者 切断神 切断の天才 最下層主
種族:牛人
名前:ジィーナン
レベル:100
職業:ボス
体力:13000
魔力:800
攻撃力:49000
防御力:60000
素早さ:30000
知力:95
スキル:ぶった切り 魔力強化 三兄弟思考並列
称号:兄弟の次男 破壊者 破壊神 破壊の天才 最下層主
種族:牛人
名前:サーナン
レベル:98
職業:ボス
体力:26000
魔力:120
攻撃力:30000
防御力:10000
素早さ:85000
知力:95
スキル:ぶった切り 三兄弟思考並列 魔力乗せ
称号:兄弟の三男 死者送り 死神 斬る天才 最下層主
強いねぇ〜。次は精霊王子とミノちゃんEXのステータスだ。
種族:精霊
名前:無し
レベル:58
職業:第2守護者
体力:5600
魔力:12000
攻撃力:60
防御力:3000
素早さ:30000
知力:140
スキル:精霊魔法強化 魔法の才能 精霊魔法の才能 賢者
称号:精霊王子 第2守護者 階層主
種族:牛人
名前:ミノちゃんEX
レベル:118
職業:第1守護者
体力:28000+20000
魔力:125+20000
攻撃力:35000+20000
防御力:24500+20000
素早さ:60000+20000
知力:110
スキル:ぶった切り 限界突破 戦闘の才能 恭助の加護補正2 覇王の気
称号:第1守護者 専属椅子 戦闘の達人
まぁ、精霊王子はあまり戦闘をしないからね。
それにしてもやはりミノちゃんは素晴らしい…
「恭助様、侵入者とミノタウロス様達が戦闘を開始しました」
俺が歓喜に浸っているとクロが話しかけてきた。
「そうか…さぁ、絶対的な力を見せてやれお前達!」
そして戦闘…いや、虐殺は始まった。