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ワイルドギース  作者: 黄昏のオメガ
第1章 傭兵軍団
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告白

レックスへ、元気にしておるか?

じいちゃんは手紙を出すことにした。というのも、ばあさんがたまにレックスに手紙を送ったらとしつこく言うもんでな。ワシは手紙を書くのはあまり好きではないが、お前さんとやりとりができるからまだいい。

じつのところ、お前さんに話したいことがある。

ワシが昔傭兵だったことは知っておるな?ワシも年を取った。だからお前さんにじいちゃんの過去を話そうと思う。こんな形で言うのもなんだか、聞いてほしい。

じいちゃんが、お前さんと同じ年だった頃、ワシは戦場にいた。20年前に起きた大戦のせいで世界は紛争が絶えず起きていた。争うことは大昔から幾度も繰り返されてきたが、あの時代は本当に地獄でしかなかった。それでも、ワシは戦い続けた。自分の信じる物のために。

だが、ワシはその時は知らなかった。この戦いは本当はある計画のためだけに起こされていたのだと…。

あれはとある依頼から始まる。そう、あの蒸し暑い夜だったろうか…?


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