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神罰の英雄たち  作者: Anon
北の大陸編(中編)アルカ=ヴァリス教皇国

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88/143

裏の裏

87話目です。

オリバーが急に仲間といったことから、

ネフィアは少し戸惑っていた。


ヒルダ「勝手なこと言ってるけど…

ネフィアだっけ?あなたはいいの?」


ネフィア「私は…わかりません…。

でも、流れとは言えここまで来てしまったので…」


ヒルダ「私たちは拒まないわよ。

オリバーが選んだんだからどうせ呪い持ちでしょ?」


オリバー「すごい!さすがだね!

ネフィア、どんな呪いか説明してあげてよ」


ネフィア「私の呪いは―――」



ネフィアは呪いの内容や経緯などを説明していた。



ヒルダ「ふーん。アンタも苦労してきたのね。

私はヒルダ。そんな立場じゃないけど…歓迎するわ」


ジラト「我はジラトだ。…この通り竜人族だ」

外套を外しながら言った。


オリバー「もう1人、ガッツって言う仲間がいるんだけど、

また後で合流するからその時に教えるね。

そして最後に―――」


ティリル「高位妖精のティリルだよっ!よろしくねっ!」



ネフィア「す、凄い仲間ですね…。

そこに魔族の私が加わるなんて…。

また歪になってしまいましたね」


オリバー「それでいいんだよ!

僕はなぜか呪いに敏感で引き寄せちゃうんだ」


自己紹介を一通り終えると、扉の向こうからノックされた。



聖職者「それではご案内致します」



"ヴァルグレイス一行"は聖職者についていき、催事場へ向かった。



聖職者「では、こちらでどうぞお楽しみくださいませ…」



案内されたそこは、何もなく静まり返っていた。



???「やっと来てくれたようだな。ヴァルグレイスよ」

謎の老人がそこで待っていた。


ヒルダ「え、えぇ。ご招待ありがとうございます」



謎の老人「そう緊張するな。

安心するがよい。

ここには君たち以外、誰も来ない予定だ」


謎の老人は微笑んでいた。


謎の老人「さて、ヴァルグレイスよ。

私が誰だか知っているかな?」


ヒルダ「…教皇様です」


教皇「おぉ…!そうだ…!よくわかったな…!

お主らには分からぬと思っておったが…」


ヒルダ「いいえ、教皇様。何度も拝見しておりますので…」


教皇「まあ、そうであったな。

そっちのデカいのはなんだ?」


ヒルダ「新たな奴隷にございます」


教皇「2人目か?偉くなったもんだな。ヴァルグレイスよ。

そちらの小さいのは覚えておるぞ。魔族だ。

私が自らヴァルグレイスに送ったのだ」


ネフィア「ご、ご無沙汰しております。サンクトゥス様…」


教皇「私の名前を覚えておろうとは…殊勝だ。

それはそうと、私にも名前があり、そして家名があるのだ。

あまり人前では名乗らぬのだが、何かの縁だ。教えてもよいか?」 



ヒルダ「それは…!光栄にございます…!」



教皇「ふっ…。そうか。ならば聞くがよい。

私の名は―――」




教皇「サンクトゥス・ヴァルグレイスだ」


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