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光の為の闇
81話目です。
???「何かが混じったようだな。
魔紋が…僅かに反応した」
荘厳なローブを身に纏った老人が呟いた。
聖職者A「あの町の…ヤツらがついに…?」
ローブの老人の手が光った。
???「ふむ。正常に動いたようだ」
聖職者B「では、今のでまた1人…」
老人「…ゴミが燃えたな」
聖職者C「念の為、確認に行かせましょうか?」
老人「いや、よい。
正常に発動したということは、
魔紋には何もできなかったのだろう」
聖職者C「ヤツらもアレでいて、
多少なりとも利用価値はありますからね」
老人「ゴミに価値などない。
だが、ゴミを捨て置く場所は必要だ。
死ねば腐敗臭が漂う。
ならば生きながら殺しておけばよいのだ」
暫しの沈黙の後、再び老人が口を開く。
老人「だが…魔紋を見れるヤツが混じっているのは確かだ。
騎士共に警戒を促しておけ」
聖職者C「仰せのままに…」
光輝く所には同じ濃さの影が生まれる。
この国もまた例外ではないようだ。
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