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神罰の英雄たち  作者: Anon
北の大陸編(中編)古代迷宮"巨人の悪夢"

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114/160

旅の終わりと始まり

113話目です。

「え!?ちょっと!どうなってんのよ!?

さっきまでは『もう絶交!』

くらいの空気感だったじゃない!」


ガッツ「相変わらずうるせーな、ヒルダは。

こんなのいつも通りじゃねーか」


ヒルダ「まあ仲直りできたんならそれでいいんだけど!

…アンタたち凄いわね」


ジラト「オリバー探したぞ。

ここにおったのか…。

ん?ふっ…。そうか…。うまくいったのだな」


ガッツ「ジラト。さっきはありがとな」


ジラトは微笑んだ。


オリバー「ヒルダもジラトもネフィアも、

みんなありがとう」


カイム「オレを忘れてないか?」


オリバー「カイム!忘れてないよ!

てか今来たじゃん!」


カイム「ははっ!そうだな。

みんな無事、みんな元通り。

良かったな。オリバー」


オリバー「カイム、色々ありがとね」


カイム「オレも助けられたんだ。お互い様だ。

それより、もうここに用はないのだろう?

これからどうするんだ?」


オリバー「うん。少し休んだら立とうと思う。

次の迷宮の場所はわかってるから」


カイム「そうか。君は強いな。

あんな思いをしてもまだ前を向けるのだからな」


オリバー「カイムも一緒に行こうよ。

カイムが居てくれたら心強いし」


カイム「誘いはありがたいが…悪いな。

俺はここに残る」


オリバー「そっか…。残念。

でも、カイムがここに居るならもうこの街は安心だね」


カイム「ああ。他の仲間のこともあるしな」


オリバー「そう言えば、どうやってここまで来たの?」


カイム「どうやって?歩いて、だ。

それ以外の方法は知らないな」


オリバー「確かにそうだよね。

でも、よくあの転移魔法陣が分かったね」


カイム「ん?転移?そんなものあったか?」


オリバー、ガッツ、ジラト、ヒルダは顔を見合わせた。


オリバー「そ、その体は何があったの?」


カイム「グラフとリードとはぐれてすぐだったか。

何とも呼べない異形の魔物に襲われたんだ。

ティナを逃がすのに必死でな。

片腕でも残っていて良かったよ…」


オリバー(マルゴルグ、か)


オリバーは転移のことと、

逸れたのはカイムとティナだと言うことを伝えた。


カイム「なんだそれは…!じゃああいつらは…?」


オリバー「無事だと思うよ。多分まだ向こうの大陸だね」


カイム「そ、そうか…。良かった。

迎えに行きたいが…今はここを離れられないからな」


オリバー「冒険の途中でもし会ったら伝えておくよ」



カイム「すまない。世話をかける。

じゃあ、オレは少しティナの様子を見てくる。

またな」


オリバー「うん、また」


カイムは部屋を去り、自らの人生に帰っていった。


オリバー「みんな…。今回は色々とごめん。

さっきガッツと話し合って決めたんだ。

僕達の冒険はここで…終わりだって」


オリバーとガッツは、

首からかけていた白金のネックレスを引きちぎり、

床へと捨てた。


ヒルダ「そ、そんな…!ここまで来たのに…!」


ヒルダは慌ててそのネックレスを拾い上げようとしたが、

ジラトに腕を掴まれて静止された。


ガッツ「……また始まるんだ」


ヒルダ「え?」


ガッツ「今までのうわべの冒険は終わった。

俺達の新たな冒険がまた始まるんだ」


ヒルダ「もうっ!何なのよ!辞めないんじゃない!

心配して損したわ!」


ジラト「ヒルダ。

これは言葉の問題ではない。覚悟の問題だ。

今まで積み上げてきた白金の証を捨てた。

これが我らに見せる覚悟ということだ」


ヒルダ「そりゃ…わかるけど…」


ジラト「2人の覚悟しかと見届けた。

我もその新たな冒険にお供してよいか?」


オリバー「当たり前だよ。

こっちからお願いするべきなんだけどね」


ガッツ「ヒルダもネフィアもだぜ。

俺達の勝手に振り回して悪ぃけど、

また一緒に旅しようぜ」


ネフィア「私は何も問題はありません。

あなたたちについていく他ありませんから…。

足を引っ張らないように頑張ります…!」


ヒルダ「なんか私が拗ねてるみたいじゃない!

言われなくたってついていくし、

本当に旅を辞めちゃっても、

力ずくでも引っ張ってくつもりだったわ!」


オリバー「みんなありがとう。

じゃあ、今後の話をするよ」

ご愛読ありがとうございます。

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