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神罰の英雄たち  作者: Anon
北の大陸編(中編)古代迷宮"巨人の悪夢"

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108/153

巨人の悪夢、再突入

107話目です。

カイムを含めたオリバー達4人は、巨人の悪夢に再び訪れていた。

内部に突入し、歩きながら確かめあっていた。

 

カイム「どうだ?オリバー。

一番最初に来た時の今とで違いはあるか?」



オリバー『全然違うよ!カイム!

たしかに微かな恐怖は感じるんだけど…

あの時とは雲泥の差だ…!』



カイム「そうだろう?

それがこの恐怖の霧の攻略法だ。

恐らくこの迷宮は、正気を保つ者を生きて返すつもりがないんだ。

だから、再訪者への準備ができていない…と見ている」



オリバー『僕も同じことを考えてた。

あとは、一度味わっているから…ってのもあると思うけどね』



ヒルダ「確かに…アンタたちの言う通りかも。

あの時よりすごく楽だわ」


ジラト「まだ我にはわからぬが…この先が本番だからな」



オリバー『ここまでわかってんなら来ればよかったのに…』



カイム「おい!もう言わせんな!」



オリバー『ごめんごめん。

あ……この辺りからじゃないかな…?魔物が出てきたのは』



カイム「魔物は出るはずだ。

ほら、言ったそばから」


オリバー『これも覚えてる。ただ無視しておくだけなんだよね』



カイム「あぁ。ここまではいいんだ。

ここからがヤバい…」



迷宮を覆う濃霧に魔力吸収の効果が現れ始めた。



カイム「くっ…!これが…!一番キツい…!」



オリバー『ヒルダ、大丈夫?』


ヒルダ「えぇ。ここまで全く祝福を使ってないからこの前とは大違いよ」



オリバー『それなら…。

ティリル。カイムとジラトに"輝糸の継ぎ手"を使ってやってほしい』


ティリル「おっけーっ!任せて!

"輝糸の継ぎ手"」



ジラト「おぉ…。これはいつ受けても心地良いな」


カイム「なんだ…!これは…!

普通に歩ける…!」



オリバー『ティリルの魔力を2人に受け渡してるんだよ』



カイム「すごいな…。

まさかこんなところにこんな攻略法があったとは…!」



ヒルダ「やっぱ、人が並んでるわね…」



ジラト「そうだな。だが、それは同時に最奥を意味する。

今回はカイムの助言もあり、かなり早かったな」



オリバー『だけど、この早さは少し違和感がある。

さっきは色々考察したけど…

もっと単純に考えれば……』



カイム「オレ達は、最奥に誘われているということか…」


オリバー『だね。この早さは、

辿り着くまでに削る必要がないんだ。

……それだけ"確信"があるってことだよ』



ヒルダ「言ってる間に着いたわよ。あー気持ち悪っ」



そこに君臨するは巨大な脳。



入れ物を失くした脳が、薄い膜に覆われて宙に浮いている。


何を見ているかわからないのに、

こちらをジッと見ている気がした。




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