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EP.2 水底の魔法、克服の証明。




暗闇に置かれていた俺の意識は、夢から醒めるように現実へと引き戻された。


閉じられたまぶたからは、うっすらと太陽の明るい光が差し込んでいる。


未だ動かないはずの身体は、プカプカと宙を浮いているような、そんな感覚に陥っていた。


次第に、指先が動き。身体が動き。


自らの状況を理解するために、バーベルを持ち上げるかのように重いまぶたを開いた。


「......涼しい。」


皆が目を見張るほどの素晴らしく大きな〝俺〟の身体は、フワフワと水の上を漂っていた。


そう。海の上に。


……………………海の上に?


「ぐぶぁああああぁぁあぁぁああ!!!!!目がぁああああああぁあぁぁぁぁぁああ!!!!鼻がぁああああぁぁぁああああぁぁぁぁあああああ!!!」


海の上という焦りから一瞬溺れてしまった俺は、穴という穴から迫り来る潮水に咳き込みながら体勢を立て直した。立ち泳ぎなどしたことなどは無いため、出来るはずもない。


何か捕まれるものはないかと周囲を見渡す。


ふざけるな!!!これは罠だ!!!!アルファが仕組んだ罠だ!!!つーか、転生物でスタートが海の上とかマジで意味わかんねえだろ!!!


ちょうど俺の視界に流木が映り、重力によって沈む身体を何とか持ち上げようと、すぐさまその流木に身を任せる。


ぐちゃぐちゃに散らかった頭の中を整理をし、自分になにが起こったのか理解しようと考察する。が......


しかし、優馬にはりかいできなかった!


これどういうこと?どういう状態?潮水がめちゃくちゃ目に染みる。なんかビリビリするし汚いし、絶対にこの海は死んでいる。


"やぁ。優馬君。声だけで失礼だが、私もサポート役として転生させてもらったよ。しばらくすれば、私の代わりの案内役が到着する。それまでは、行動を共にしよう。"


(うゔぁっ!!!どこから喋ってんのこいつ!?耳でも無いし、脳内に直接語りかけるってこんな気持ち悪いのか!)


突如、耳の奥から聞こえて来た心地良い声に身体をびくつかせながらも、終始、楽観的に話すアルファに腹が立ってくる。


そんな彼に無謀ながらも悪態をついてみることにした。


「そんな事より海の上って何だよ。何とかしろよ。引きこもりニート野郎。」


"そう言われても、転生先を決めるのは私じゃない。それよりも大丈夫か?優馬君の足元で魔物が泳いでいるようだが?"


え?


何か......いる......?


――――ザバンッ!!!


そう思った矢先、大木のように巨大な蛇が、水面から飛沫を上げながら飛び跳ねた。


無数に表れた人の眼の様にも見える気持ち悪い柄をした巨躯は、オレンジを主体としたマダラ模様で、体長はパッと見ただけで約三十メートルほどと言ったところか?その身体は、まるで丸太のように太い。


低く唸る大きな口からは、無数に生えた鋭く尖った牙が剥き出しになっている。牙の先から紫色の液体が出ているところを見ると、恐らく噛まれれば毒が回り、自分のような一般人が喰らえばひとたまりも無い事など想像に容易い。


その巨大な蛇は、何も出来ないちっぽけな身体に、今にも喰らいつかんばかりに[咆哮]を浴びせてくる。その恐怖で声も出せなくなってしまった俺は、握り潰してしまいそうなほどの力で、強く流木にしがみ付いた。


何故だか手の震えが止まらない。いや、そんなものは当たり前だ。


これはゲームや漫画の世界ではない。


目の前に見たことのない化け物が現れて、ひょうひょうとしていられるわけがなかった。何時だって恐怖から逃れようと生きてきたんだ。これが普通の反応だろ?


怖怖怖コワコワコワコワコワコワこわこわこわこわ恐恐恐



"そいつの名は【マレイア】といい、S<ワンエス>ランクの魔物だ。さっそくだが、君に属性の相性、種類などをレクチャーしよう。詳しい話は......そうだな。まずはこの状況を乗り切ってからとしよう。"


彼は終始口角を上げたような声で話し、腕が鳴るといった様子で戦闘を楽しみにしている様は、[戦闘狂]という言葉が酷く似合っている。


更にはこのニヤつき具合から、『転生先を決めるのは私じゃない』と気怠そうに言い放っていたが、絶対に分かった上でここに転生させているはずだ。


間違いなくこいつは、俺を使って強い奴と戦いたいだけだ。賭けてもいい。


不安要素は……ニヤついた声に若干の震え?がある気がすることだが……


"今からここに、影を召喚する!影に続いて魔法を撃て!安心しろ!私が、その影に入って共闘しよう!"


終始余裕の笑みを浮かべる声の主は、大きな波を立てながら眼前に迫るマレイアに対し、黒い塊のようなものを投げつけた。


それを見たマレイアは、時間が止まったように動きを一瞬止め、津波を起こしながらその大きな身体を隠すように水中に身を潜めた。


(消えた消えた消えた消えた消えた消えた消えた。)


奴を視界から外すのはマズイと、濁った海の中を覗こうとするが、視界の悪い水中じゃどうにもマレイアを視認する事が出来ない。


(ぼやけて何も見えないし、何かもうビリビリしてるし、ほとんど動けないし!!!!)


その極度の焦りと緊張から、その脚は俺の意思に反してバタバタとさせてしまっている。これではマレイアに喰ってくれと言っているようなものだ。


「こんなのどうにも出来ねえ!どうして海の上なんだよ!!お前が何とかしろよ!!!」


大きくため息をつくアルファ。その時。


"黙れ!!!"


アルファの割れんばかりに響く突然の怒号に身体をびくつかせ、余計なことは言うまいとすぐに魔物の方に向き直す。すると前方付近に、真っ黒な人影が現れていることに気付いた。


海上に立つその高い目線と形から察するに、彼が先程召喚したのは、俺の[影]で間違いは無いだろう。


"優馬君の影を借りたよ!君の力が〝半分〟も入っているからあまり強いものでは無いが、魔法のレクチャーくらいは出来るだろう!"


(あ?強いものじゃないとか言うなよ。友達無くすぞ。)


その言葉に少しムッとしたが、こんな所で死ぬわけにはいかない。覚悟を決めたようにマレイアがいるであろう方向に向き直した。


俺の影は左手を前に突き出し、眼光鋭く青い光を放ったかと思うと、彼は魔法の詠唱を始めた。


初めて見る魔法に、遂にこんなファンタジー世界に来てしまったかと恐怖を感じる反面、RPGのように魔法が使えることにワクワクしている自分がいた。


"空よ、全てを守りし者となり結界を築け!スカイフィールド!"


そう言うと、影の周りに橙色の薄い防御結界のようなものが張られているが、どうにも信用出来ない程薄く貧弱そうに見えてしまう。


それに、突然魔法を唱え始めるもんだから、この荒波だと彼の声が聞き取りづらい。緊急時でも一言一句間違えちゃ駄目と考えると、とてつもなく不便なスキルだと感じさせられた。


水中で、俺の周りをぐるぐると回るマレイアの影に気を取られながらも、咆哮によって刻まれた恐怖をかき消すかのように大きな声で呪文を唱えた。


えーーーーっと確か......


「空よ、全てを守りし者となる結界を築け!スカイフィールド!!!!!!」


原理は分からないが、魔法を唱えたと同時に赤色の魔力が俺を取り囲んだ。それに伴い、俺の周りにも影と同じように身体を囲むような橙色の防御結界が張られる。


だが、俺の防御結界は彼の物よりも格段に堅固で頼れそうな気がする。恐らくアルファは影自身にダメージという概念が無く、魔力消費を抑えるために敢えて防御結界を弱く作ったのだろう。


(おぉおおおお!!!!出た出た!!!何がすごいのかは、分からんけど何か凄いな!!)


魔神級・大空魔法【スカイフィールド】


スカイフィールドは、空気を利用して強力な防御結界を作り出す魔法で、周囲の空気を固めて物理的な攻撃や魔法から身を守る事が出来る。


その他にも様々な特殊効果があり、代表的な例を上げれば、呼吸に必要な[空気の生成]が出来る。


これにより酸素の不足する場所でも通常通りの呼吸で生存が可能となる。逆に、酸素濃度を低下させるようなデバフを付与することが出来たりもする。


しかし空気の操作というものはそう簡単に出来るものでは無く、繊細な調整が必要となるため、たとえ大空魔法が使用出来たとしても[高度な制御力]が無ければ、たちまち[魔力暴走]を引き起こしてしまう。


そんな高度な魔法でさえも、俺のアビリティ【不完全認識】<コードゼロ>があれば、魔力コントロール無しで手足のように自在に操る事が出来るようになるわけだが。


更に、その魔法を発動中、結界内の重力が弱まるため、慣れることが出来れば水中でも空を飛んでいるように自在に動く事が出来るという。


しかし、フワフワと空を飛んでいると感じる反面、酸素生成能力は低く、水中では空気が薄いような気もする。


恐らく、これが俺のスキルの[弱点]の一つなのだろう。


俺のアビリティは、全てがオリジナルの魔法には勝てない[劣化コピー]能力と言うわけだ。


"さぁ、続けて水系最強のバフ魔法を優馬君に授けよう。深海より湧き出でし、水の力よ!我が身に宿れ!【ポセイドンブースト】!!"


突然の急展開に頭がついていくわけも無いが、そうは言ってられないと声の主に続けて魔法を詠唱する。


自分でもどうやって発動しているか分からない魔法の数々に困惑しているが、それはこの状況を切り抜けた後に彼からゆっくり聞き出していこうと思う。


「深海より湧き出でし、水の力!我が身に宿れ!【ポセイドンブースト】!」


この魔法は水が近くにある場合、または水中でのみ使用が可能で、水上や水中での移動速度を高め、防御、攻撃力共に[最高クラス]まで跳ね上がるらしいが……俺のスキルだと[そこそこ]上がる程度で、最高クラスとまでは行かない。


(すげえ。水の奥底まで、綺麗に見える。)


海上から覗き込むと、通常の魔法とは少し劣っているものの、荒波で濁った海が透き通ったように綺麗に見える。


――――ドゴッ!!!


それに感動していた俺は、マレイアの尾が近付いて来ていることに気付かなかった。右脇腹に、刺々しい尾が強い衝撃と共に激突した。


「あっ......がっ......っ............!!」


その衝突に不意をつかれた俺は、肺の動きが停止してしまい、一瞬息が止まってしまう。吹き飛ばされながらもグルリと水中で一回転して、すぐに体勢を立て直す。


何とか息を止めて水上まで泳ぎ切るが、ボロボロになったジャケットに血が滲んでいる。


ポセイドンブーストを発動していなければ身体が木っ端微塵に四散していただろう。そう思わせるほどの破壊力。


魔法で結界を張っていようが身体強化をしようが、お構いなしの強力な攻撃に、思わず顔を歪めてしまう。


「くっそ痛え。これだけで死にそうだ。ふざけてる場合じゃねえな。本気でやらないと。」


手の震えは収まり、その痛みから逃げるのでは無く、ようやく戦う気になれた。もちろん、そう簡単には行かない。怖いものは怖い。でも、ここで逃げたとしても、奴に捕まれば死を迎えて[ゲームオーバー]だ。


俺も、そう簡単に壊れてやるわけにはいかねえんだよ。


「あいつはどこだ!?喰われるくらいなら、何とかして倒すしか無いよな!!」


"そのようだな!!そのまま水中に潜れ!通常通りの呼吸が出来るはずだ!"


先程脇腹に受けた激痛に耐えながらも、強敵マレイアの姿を視認しようと深く濁った水中に潜る。


彼の言う通り、何の支障も無く呼吸は出来るし、濁った海中も鮮明という程では無いが、問題無く先が見える......が、ここら一帯の海の色が、紫色に変わっている事に気付いたのは潜ってからしばらくのことだった。


「何だ!?うぐっ!!身体が......!!!」


その異変に気付いた時には遅く、既に水中にいた俺の身体には、マレイアが生み出した多量の毒が皮膚を通して全身に回ってしまっていた。


「くそ!このビリビリの正体は、こいつの毒だったのか!!身体......が......動かな......い............!!!」


"なるほど。運が悪かったな......こいつは[希少種]のマレイアだ!だが、我々もただでは倒れてやれん!我が身に宿る悪魔を払い、全てを浄化しろ!【イルミナティヒール】!"


「我が......身に宿る......悪魔を払い......全て.........浄化しろ......【イルミナティヒール】......!」


こうしてはいられないと、俺は指先一つ動かない身体に鞭を打ち、絞り出すように魔法を唱えた。


俺の身体を七色の小さな光の玉が取り囲み、その光は身体の中に吸い込まれるように集約していった。


だんだんと弱くなる光が完全に消えると同時に、身体に回っていた忌々しい毒は即座に消え失せ、指先一つ動かなかった身体が何事も無かったかのように自由を取り戻した。


(死ぬかと思った!!!なるほど。じゃねえよ............あっ、そっか。こいつ生身じゃなくて影で状態異常とかしないから気付かなかったのか。)


"さぁ、あまりもたもたしていると喰われてしまうな!魔法をどんどん撃って、追い払わないとな!!!"


口角の上がったような不敵な笑みを溢す声の主は、この状況をどこか楽しんでいるように感じる。


やっぱり、ただのバトルオタクじゃねえかよ。


しかし、俺にはこの戦闘狂を頼ることしか出来ない。


怖いと感じつつも、今この場にあってはならないような感情が湧き上がってくる。


「......そうだな!」


俺は、無意識に口角が上がったことに気付かなかった。


臆病で守られてばかりだが、俺も彼の闘気に当てられたのか?少しだけ戦いが楽しくなってきていたのだ。


何故だか自身の毒が効かない人間に、直接攻撃を仕掛けようとマレイアは牙を剥き、大口を開けて水中を自在に泳いで向かって来る。


マレイアは竜巻のように水流を起こし、周囲の水ごと俺を吸い込もうとしているようだ。このままでは、奴の口の中で窒息することになる。


黙って吸い込まれるわけにはいかない。


"迎え撃つぞ!!!優馬君!力の限り拳を振り抜け!!!霧散セシ夢ノオウガ!今、収束セヨ!!【オーラグラブ】!!"


ドス黒い光の帯が俺の腕に纏わりつき、魔法の発動が完了したと同時に、真空状態の空気が腕を覆い隠した。


更に、歪んだ空間がそのままボクシンググローブになったかのような拳をガンッと合わせるとそこにグローブがあるかのように、空気中で革を叩くような音が聞こえる。


すげぇ......魔法の神秘だ......ってそんなこと考えてる場合じゃねえ!!!


「分かったよ!やればいいんだろ!」


その楽しそうな声に続いて、吸い込まれているという危機的状況を打破しようと、【スカイフィールド】のもう一つの効果、[飛行]を駆使して、水中にあった身体を空中まで跳ね上げた。


俺は両拳を叩き合わせながら、マレイアの姿を視認した直後、ダラリと拳を降ろし、顔から真っ直ぐそこに向かって急降下していった


俺には[彼]のように、素直に戦闘を楽しむ余力などは無い。


戦闘力の他に、[集中力]にもステータスを全振りしておかないと、彼のアドバイスや詠唱を聞き逃してしまう。


もしも大事な事を聞き逃したら、ここで死ぬ事になってもおかしくない。


グネグネと身体をくねらせてこちらに向かってくるマレイアの動きに合わせ、波を打っていた水がうねりを上げ始める。


マレイアは高く舞い上がると同時に、波は飛沫を上げ視界を奪ってくる。


そんなことはお構い無しに突っ込む俺の身体は青く輝き始め、煌びやかな装飾が施された緑色のコートに身を包んだ。


水飛沫を受ける度に、少しずつ身体が軽くなっているような気がする。


"やれ!!!!"


「ぶちころがしてやんよデカヘビ!!!!!」


俺が右の拳を前に突き出した瞬間、嵐のような激しい風圧を起こしながら、二体の風神が召喚された。


その半透明の二体の風神は、大きく息を吸ったかと思えば、激しい爆音と共に息を吐き出した。その強烈な風圧で俺は体制を崩してしまい、マレイアに攻撃を加える事も無く海に落下していった。


奴もその風圧に押されたようで、たまらずその場から流されてしまった。


激しい竜巻が無差別に斬撃を浴びせるカマイタチを起こすが、マレイアの身体には一切の傷は見受けられない。


海は唸りを上げながら渦潮を巻き起こし、全てを吹き飛ばすように至る所で大きな竜巻を起こしている。


「風圧......やべぇ......!!!結界のおかげで飛ばされずにすんだけど、何も無けりゃ木っ端微塵レベルだな、これ!!あの化け物はどうなったんだ!?」


あの大きな爆発と風圧の中、無傷で現れたマレイアの姿を見た俺は、アスレアに来る前にアルファから受けた説明を思い出した。


『初撃は、そんなに強いものでは無い。正直、何の意味も無いくらいだ。』


この時、俺は理解していた。


魔法も知らない、アビリティも知らない。そんな未熟な俺には、この巨大な魔物には勝てないと言うことを。相性どうこうじゃない。どんな魔法を撃とうとも、こいつには効かない。


落胆する俺の姿を見たアルファは、そんなことはどうでもいいと言わんばかりに、またしても感情を失ったように問いかけて来た。


"水の魔物に、一番適しているのは何か知っているか?"


「......雷だろ?でも、そんなこと言ったってこいつには敵わないよ。何とか逃げる方法を、考えた方がいいんじゃないか?」


(俺の影を使ってるんだったら、絶対に勝てない。何とかして逃げる方法を考えないと。いや......この化け物相手に、逃げるなんてのも無理な話か。)


何とか出来るかもしれないと思えば思うほど、絶望に追い込まれて行く状況から、[諦め]の文字が頭をよぎる。

2ページ目にして書くこと無くなったんで

カニの素晴らしさについて語ろうと思います


カニ鍋してた時の話なんだけど

カニの殻を割る時に脚のとこペキって割って身を取り出して食べるじゃん?

そのペキっの時に何故かわからないけど破片が飛び散って

殻がお料理マップ上にばらまかれた時は

本当に棄ててやろうと思いました

ちゃんと美味しくいただきました

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