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8.ステータス確認②

すいません。昨日は上手く投稿できていませんでした。今夜もう一話投稿します。

 ステータスウィンドウを開くと


 リノ(天野 祐希)

  8歳(27歳) 男 ヒューマン

  状態:健康(空腹(小))

  保有魔力量:20/20(+5)


  所持スキル

   魔力操作Ⅰ(7/200)

   魔術適正Ⅰ(10/200)

   魔紋開放Ⅰ(1/200)▼

   察知Ⅰ(25/200)

   建築設計Ⅱ(300/1000)▼

   並列思考Ⅰ(50/200)

   剣術Ⅱ(250/500)

   観察Ⅰ(75/100)

   健脚Ⅰ(80/100)


  習得魔法

   生活魔法


  称号

   夢を渡りし者▼


 お分かりであろうか。

  保有魔力量:20/20(+5)

 とあり、昨日よりも魔力量が増えているのである。何が原因だろうか。

 ・・・思い当たる節は、1つしかないけど。


 昨日、魔力経路の詰まりに、魔力を吸収させた行為だろう。これは、もしかしなくても、魔力無双の流れではないだろうか。ちょっと試してみたいが、昨日みたいに気絶したら、午後出掛けることができないし、今日寝る前に試してみよう。


 では、その他を確認してみよう。

 魔術適正Ⅰ。魔法ではなく魔術?何か違いがあるのか?うーん、わからん。こういう時、アイツがいれば、嬉々として検証しまくるんだろうが、俺には検証方法の検討がつかない。まあ、何か魔法関係に適正があるという事で、今は良しとしよう。後々検証と、心のメモに書き留めておく。


 魔紋開放Ⅰ。字面からすると、魔法関係だろうか。魔紋?紋?紋様とか紋章?うーん、わからん。ん?この▼はなんだ?押そうと指を動かすが、触れない。そりゃそうだ。目の前にあるけど、他の人には見えていないだろう、仮想ウィンドウだ。だが、触ろうと注視した事で、変化があった。


 魔紋解放Ⅰ(1/200)

  17/200 未解放


 何かの数字と、解放不可の文字が現れた。数字は、なんとなく検討がつく。魔力だろう。魔紋とやらに、魔力を送り込めば、この17の数字が増えるのだろうか。どこに?

 心当たりは・・・ある。

 魔力経路の詰まりだ!

 試しに、保有魔力量が1減るだけの魔力を、詰まりの場所に、慎重に流し込んでみる。保有魔力量が1減ったところで、直ぐに操作をやめて、魔紋開放を注視する。


 魔紋解放Ⅰ(1/200)

  18/200 未解放


 よし!無事1増えたようだ。これで、経路の詰まりが魔紋という事がわかった。なんの略かは知らんけど。


 未解放については、魔力を200貯めてみた後に、確認してみよう。何か変化があるかもしれない。


 だが、この魔紋に魔力を送り込む事と、魔力量増加がどう関係しているのか。イマイチ関係性が分からない。魔力量増加は別の要因か?また、謎が残ってしまった。


 ここは気持ちを切り替えて、次は察知Ⅰ。何かを、察知するスキルなんだろうが、なんで、俺が持っているのか不思議だ。まぁ、魔力系は全部そうなんだけど。

 これは、あって不利益があるとは思えないので、利用できるものは利用する事としよう。


 建築設計Ⅱ。これは俺の職業柄だろう。そう考えると、地球(むこう)で経験した事が、スキルになっていると考えられる。察知までが、リノが元々持っていたスキルだろうか?

 ▼があるので注視する。


 建築設計Ⅱ(300/1000)

 [計算+物理学+交渉の複合スキル]


 おお!複合スキルなんてものがあるのか。

 確かに、建築設計って色々な事に精通していないとできないからな。計算と物理学は当然として、交渉は、クライアントや施工者との交渉が、意外と多くあるので、納得という感じだ。

 スキルになった事で、何ができるようになったのかは、また時間がある時に検証しよう。


 並列思考Ⅰ。何このかっこいいスキル。なんで持ってるんだ?


 ・・・もしかして、激務で仕方なく(こな)していた、マルチタスクが原因?あり得る。あの主任のポカのせいで、何件もの物件を、同時進行させられた時の経験か!しかも何回もだ!


 今の職場に赴任して2年余り。アホ主任が、クライアントからの指示や希望を、何回も忘れるから、その度に、自分の案件も進めつつ、尻拭いをしていたのだ。


 2年という短い期間でもスキルになるのか、それとも、その短い期間でも、スキルに成る程の激務だったのか。後者のような気がする。


 ・・・考えるのはよそう。暗黒面に落ちそうだ。


 気を取り直して、剣術Ⅱ。これは、子供のころから嗜んでいる剣術だろう。自分が生業としていた、建築設計と並ぶレベルまで上がっているのは、何ともうれしい。地球(むこう)とは、体の大きさも、年齢も違うので、感覚を取り戻すのに手間取りそうだ。


 観察Ⅰ。これは、剣術の流派から派生しているスキルだろう。これも、感覚を取り戻す際に、検証が必要そうだ。


 健脚Ⅰ。これは、趣味のランニングの影響だろう。スキルとなった事でどのような影響があるかは、要検証だ。


 スキルは、こんなところだな。

 では、いよいよ、俺の初魔法といってみよう!


お読みいただきありがとうございます。


ステータス上昇は2D3のダイスロールで決めていきます。初っ端から5とはリノ君強運だね。

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