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夢だと思っていたら現実だった件 ~死にたくないのでソウゾウリョクを駆使して全力で抗います~  作者: 神子島 航希
第1章 転生!?

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25.最大魔力量 増加

 為政者が、何故そんな噂を流すのか。


 統治する民衆に、力を持って欲しくないからだ。最大魔力量が増えれば、魔法でやれることが増える。魔法でやれる事が増えれば、民衆は生活魔法以外の魔法を求め始める。最悪、魔法を求めてクーデターが起きるかもしれない。


 ダルトンは、生活魔法以外の魔法は、為政者が管理していると言った。だが、魔法然り、力の管理が完全ではないのだろう。


 現に、イスタールの創始者は魔法が使えたという。出自は不明ながら、街一つを他国と対等に渡り合えるまで発展させた力量は、目を見張るものがある。


 ダルトンの話の中で、周りの国の領主が不快感を示していたことから、想定外の事態だったのだろう。完全な一般人なのか、貴族からの出奔者なのかは分からないが、力の管理に綻びがあった事は明らかだ。


「寿命が縮まる」の噂が、何時頃から出だしたのか分からないが、現在は魔法の管理と魔力の管理の2段構えで管理しているのだろう。


 このイスタールでさえも、ってところが、皮肉が効いて笑える。こう考えると、魔力枯渇が、最大魔力量を増やす原因という仮定が、真実味を帯びてきた。


 では、どうやって魔力を枯渇させるか。


 魔紋に流してもいいが、魔紋に魔力を流すことが、最大魔力量を増やす事とは違うという検証もしておきたい。ここは、生活魔法を連続で使って、魔力を枯渇させてみよう。


 何の魔法がいいか。残存魔力量は18あり、生活魔法が6回使える。【微風】は、1度使うと10分は新たに使えないのでダメだ。火も、水も、土も、光もダメとなると、あと使えるのは【乾燥】だけだ。だが、【乾燥】は空打ちが出来ない。何か、対象に触れなくては発動しないのだ。


 何かないかと、キョロキョロと探すが、この部屋にはベッド以外に物がほとんどない。パルムを取りに行って、乾燥させるかとも思ったが、起きだす際に、他の子を起こしてしまうのは、申し訳ない。


 うーん、と布団を掴んで悩んでいる。布団・・・。


 おぉ!布団だ。この何時、天日干ししたかも分からない、ちょっとジトっとした布団を、乾燥させればいいではないか。早速、布団の下の方に潜り込んで、まずは敷布団に【乾燥】を掛ける。


 下の方から、3回かけて敷布団を乾燥させる。ほんのりふっくらしてきた気がする。続いて、掛布団に2回【乾燥】を掛ける。眩暈がしてきて、気分が悪くなってきた。吐き気を催す中、なんとか寝る体勢まで戻して掛布団を体に掛ける。


【乾燥】の魔法呪文(マジックスペル)を唱える前、寿命の話を思い出し、躊躇するが、意を決し最後の【乾燥】を唱え、俺は意識を手放すのであった。










 周りの喧騒で覚醒する。周りの子が起きだして、ボーっとしたり、体を伸ばしたりしている。俺は、開きっ放しになっているステータスウィンドウを確認する。


 保有魔力量:25/25(+5)


 おぉ!やっぱり増えてる!魔力枯渇が保有魔力量を増加させるのか確定だな。前回と同じく、5増えているってことは、増加量は一定なのかな。今後、魔力枯渇は寝る前のルーチンに入れよう。


 生活魔法を使っての魔力枯渇は、眩暈や吐き気がひどいので、魔紋への魔力吸収で枯渇させよう。あれなら一気に流せるので、気分が悪いのも一瞬だ。


 魔紋と言えば、魔紋開放の為の、魔力のストックも考えないといけない。魔紋の魔力が満タンになるまでは、最大魔力増加分は、全部魔紋に回すか。魔力循環ついでに少しずつ魔紋にも流して、魔力操作の修練をしよう。


 並列思考のレベルが上がるまでは、チョイチョイ意識を向けないといけないだろうが、その内、無意識下でも出来るようになるかもしれないな。


 魔力関係はこんなところだろうか。では、身支度を整えて、俺も朝食に行くとしよう。


 乾燥パルムを食べた時の、みんなの驚く顔が楽しみだ。


またも、2D3で5を引き当てました。

リノ君、中々の強運です。


お読みいただきありがとうございます。

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