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迷宮~新聞記者 津雲京介  作者: 村越 京三


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真実のために

ある協力をお願いするため

パソコンを開きながら

スマホで電話をかける津雲…


津雲『もしもし、

   ドゥデイさんですか?』


ドゥデイ『ご無沙汰だな、

     どうしたんだ』


津雲『すみません忙しい時に

   今大丈夫ですか?』


ドゥデイ『大丈夫だよフリーだしな

     好き勝手にやってるから!

     それでどうしたんだ?』


津雲『今回少しお願いをと

   思いまして』


ドゥデイ『おまえさんがお願い

     なんて、何か予感しか

     しないわな』


津雲『今データを送ります』


パソコンを操作してデータを送る…


ドゥデイ『これはどういうことだ?

     犯罪の共謀の証拠って事で

     いいのか…』


津雲『一昨年とあるアイドルグループ

   のメンバーの一人が自殺未遂を

   図りましてね、遺書には

   私はハメられて全てを失って

   絶望したと記載がありまして

   ね、もしかしたら背景に

   何があったのかを知りたいと

   興味本位がわいてきて

   しまいましてね

   その中の取材である動画を入手

   したのですが、

   全てを見てみても

   確証が掴めなかったもの

   ですし、デマの可能性も

   あるので動画も含めて

   データを送らせて

   いただきました、

   ドゥデイさんならこういった

   出来事の検証を調べるのは

   得意でしょうからね、

   あの人と同じで』


ドゥデイ『お前さんも相変わらずだな

     ~確か資料部に飛ばされた

     時は大人しくなったと

     思ったら…

     今は遊軍だっけ』


津雲『よく知ってますね~!』


ドゥデイ『教えてくれる

     お節介な人がいるからな』


津雲『あぁ~なるほど!』

(心の声)…『和さんだな?相変わらず

   こういう点だけは

   おしゃべりだな…

   まぁ仕方ない』


津雲『ならば尚更お願い出来ますか?』


ドゥデイ『あぁやるだけやるさ、

     最近付け上がってる鼻を

     折れるかどうか

     分からんがな』


津雲『ありがとうございます、

   また連絡します』と電話を切る


ドゥデイ『ったく仕方ねえな~

     あの人って事は、

     あの親父も道連れだな』


その後すぐに別の人物に

協力をお願いするため

スマホで電話をかける

津雲…


津雲『もしもし、マークさんですか?

   ご無沙汰しています津雲です』


マーク『珍しいな!どうしたんだ』


津雲『すみません今大丈夫ですか?』


マーク『あぁ~大丈夫だもう隠居した

    身だからな、

    それでどうしたんだ?』


津雲『今回はあるお願いをと

   思いまして』


マーク『年寄りにお願いか…用件は?』


津雲『今データを送ります』


パソコンを操作してデータを送る…


マーク『これは…フィクションか

    それとも悪巧みの何かか…』


津雲『一昨年とあるアイドルグループ

   のメンバーの一人が自殺未遂を

   図りましてね、

   遺書があったのですが、

   その中でハメられたと

   記載がありましてね、

   もしかしたら背景に

   何があったのかを知りたいと

   興味本位がわいてきて

   しまいましてね

   その過程の中で取材してある

   動画を入手して全てを

   見たのですが確証が

   掴めなかったものですし、

   デマの可能性もあるので

   動画も含めてデータを     

   送らせていただきました、

   マークさんもこういった

   出来事の検証を調べるのは

   得意でしょうから』


マーク『俺以外にってドゥデイの奴に

    もか?なるほど~動画が全て

    真実だと確証あるって証明

    すればいいんだな…』


津雲『お願い出来ますか?』


マーク『あぁ人の人生がかかってるん

    だろ!やってやろうじゃないか

    時間は年寄りには

    有り余ってるからな!』


津雲『ありがとうございます、

   また連絡します』


マーク『ふぅ~久々に腕がなるぜ~』


数日後津雲は二人から

連絡を受けてテレワーク

のセッティングして待っていた


津雲『ドゥデイさんですか?』と

   手をふる


ドゥデイ『悪かったな~遅くなって』


マーク『お~こうやって繋がるのか!

    進化は凄いな~ハッハッハ』


津雲『マークさんもすみません、

   協力いただいて』


マーク『構わんよ!やはりドゥデイも

    いたか』


ドゥデイ『マークの親父さんもな』


二人は喧嘩しながらも互いに尊敬している同業者である


津雲『それでどうでしたか?』


ドゥデイ『間違いない!本物だよ』


マーク『100%間違いない!ちゃんと

    繋ぎ合わせといたぞ!』


津雲『二人ともありがとうございます

   それでお願いがありまして』


ドゥデイ『何だどうしたんだ』


マーク『度々のお願いかい?』


津雲『この件はそちらで先に

   報じていただきたいんです』


ドゥデイ『どういう事だ!』


マーク『俺に報じろと

    隠居した身だぞ』


津雲『この件は私達が気付いていれ

   ば、真実を見抜く事が

   出来れば、起こらなかった

   出来事です!なかった事には

   できません!携わる人間全員が

   責任を取らなくては

   なりません、例えそれが

   裁かれる立場になったとしても

   です!日本の報道や表現の

   言論の自由に対する

   警鐘として報じて

   いただきたいんです』


ドゥデイ『しかしだな~』


マーク『信頼を失うぞ!

    それでもやるのか!』


津雲『やらなければ私達の仕事は

   終わりです!』


沈黙して考え込む二人…30分後


ドゥデイ『分かった!やろうじゃないか

     腹をくくったんだな!』


マーク『老体にムチ打ちやがって、

    分かったよ』


津雲『ありがとうございます!

   それではお願いします!』と

   頭を下げる


ドゥデイ『また、連絡するよ!』


マーク『分かったよ!

    まだ籍は残ってるからな』


数日後二人から記事にすると

連絡があった


今回の登場人物及び名称の紹介-ーー


ジャック.ドゥデイ…59歳

新聞SPTEC社の男性遊軍記者

津雲とは長年の知り合いで

家族ぐるみで付き合いがある


キュアラン.マーク…62歳

VNE新聞社の男性嘱託記者で

現在は後輩の指導及びサポート

を担当

津雲とは長年の知り合いで

家族ぐるみで付き合いがある


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