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迷宮~新聞記者 津雲京介  作者: 村越 京三


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彷徨う出来事No.38~自動判定(KBO編)

野球の観光客数の増加が著しい韓国の野球(通称:KBOリーグ)で今年のシーズンからストライクやボールを自動的に判別する「自動ボール判定システム」

(通称:ABS)を、今季から1軍の公式戦で導入する事を発表された

韓国国内ではABSを既にアマチュア球界で活用しており日本球界にもいわゆる

ロボット審判が波及するのか

注目される

ABSは「投球がボールかストライクかを機械が自動的に判定し、審判に信号で伝えるシステム」だといい、2020年から2軍の試合でテスト採用されており、ボールかストライクかの判定の正確さ、一貫性維持、判定結果が審判に伝えられる時間短縮等で成果を挙げており導入至ったという事だそうだ

また、野球界では「メジャーリーグもまだマイナーリーグでのみでしか実施していないロボット審判を、KBOが先に開始する」と発表された!

全ての投手と打者が同じストライクゾーンの判定を適用でき、公正な試合進行が可能になる」と指摘した

更にはKBOは今回のロボット審判以外にもピッチクロックの採用も決定した

そんな中で始まったシーズンではあるが、

誤審の隠蔽が発覚してしまった

KBOでのABS審判は、イヤホンに音声で入ってくる判定通りに球審がコールする仕組みで、同紙は「主審がABSの判定結果に沿ってストライク判定を下さなければならなかったが、それを無視した」とされています

 このタイミングで盗塁があり、プレー再開後、ボールカウントの異常に気づいた両チームの監督が審判に抗議し!

審判は集まってアピールを受け入れるか議論した!この過程でイ・ミンホ審判が球審に「音声が明らかにボールとして認識したと言わなければならない!私達がこの状況から抜け出すにはそれしかない」と発言した内容が

そっくりすっぱ抜かれて大騒ぎとなった

 場内の説明でも「盗塁の際、審判にはボールと伝達されました

しかし、モニターを確認した結果、

ストライクと判定されました!

監督からアピールがありましたが、規定上、次の球が投げられる前にアピールしなければなりません!カウントはそのままで試合を再開します」とされ、ロボット審判からの判定に伝達ミスがあった件には触れなかった。

野球ファンからは

「これは八百長じゃないか」

「カメラと録音があってもこんな操作をされてしまう、なかったらどんなことになっていたのか」「これなら審判なんていらないしホントに話にならない事件」

「失敗は誰にでもあるけれど、こんな操作をするのは許されない」と、審判団とロボット審判運用に関した批判が殺到している。

そんな中で、日本のプロ野球のオーナー会議では、ピッチクロックについて日本野球機構(通称:NPB)に採用可否の検討を指示した!

日本球界でも試合短縮に向けた動きが出始める中、ABS導入によってどれだけの「効果」が生まれるのか注目を集めそうだ

色々前途多難な動きではありますが、

より厳格な判定がなされ公正な運営がなされる事を期待したい

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