彷徨う出来事 No.19~学生指導者の資格
悪い意味で毎年発覚する
学生スポーツにおける指導者の問題
指導と言う名の暴言や暴行が横行していると言わざるを得ない状態である。
当事者(50名)に直接取材し話を伺うと
以下のような回答であった
①…相手を思ってのつもりで行動して
しまった
②…感情的になってしまった
③…思い通りにならなかった
④…勝利至上主義のプレッシャーが
物凄く重責だった
⑤…威厳を見せたかった
率直に申し上げて人間教育に携わる
資格はないと断言しなければならない状態です。
己の未熟さを人に押し付けている
愚か者である
それぞれ忙しいですしプレッシャーもあるだろう
しかし物事を教える立場の人間ならば、絶対に事を徒や疎かにしてはいけない
言葉の反省なら動物でも出来る、
反省や過ちの償いは論より証拠
言動よりも行動で示せと言いたい。
この取材で様々なスポーツの指導者
(50名)に話を伺うと
異口同音に間違った指導方法だとの
声があがった
学生スポーツの指導者(代表や監督)の基本は次の指導者を育てるのと生徒の人間教育を両天秤でやらなければならない。
技術を教えるのはコーチの役目であり、
監督は生徒達の人としての成長を気配り目配りしながら日々確かめ
促さなければなりません
そして長期間指導(最長で15年位)しない事、 長く同じ所にいれば組織はマンネリ化し停滞してしまうからだそうだ
本当に指導力があればプロスポーツ
チームのオファーが来るはずですとの答えであった
指導者の力量や資格が問われている
最後に現時点(1部抜粋)で判明している学生指導者からプロ指導者へなられた人を紹介します
野球界から…
①…有本義明さん
長年元スポーツ新聞の記者をしていたが定年退職後に福岡ダイエーホークスの二軍監督に就任し3年間歴任した。
招聘した球団幹部は違う視点で物事を見てきた人間が必要であるとの思いからである
サッカー界から…
①…黒田剛さん
私立青森山田高校の数学担当の教員しながらサッカー部の顧問を歴任されていたが、指導力の経験と実績を評価されて当時のJ2リーグに所属している
FC町田ゼルビアの監督として招聘されて就任し活動し現在に至る
バレーボール界から…
①…一柳 昇さん
現役時代はレシーバー(今でいうリベロ)として活躍し引退後は指導者として
私立旭川実業高校女子バレーボール部顧問に就任し全国大会に導いた
その実績から社会人リーグの
日本鋼管や小田急ジュノーや
JTマーヴェラスや環太平洋大学の監督を歴任し、現在は私立高知高校の女子バレーボール部の総監督に就任している
②…河本昭義さん
以前は帝国女子高校(現在は大阪国際滝井高校)で国語教員しながらバレーボール部の顧問を歴任されていたが、
指導力の経験と実績を評価されて
実業団リーグに所属している
東芝シーガルズのバレーボールチームの監督に就任し指導しており、
現在も本拠地を岡山に移転して
岡山シーガルズの代表兼任監督を
務めている
いずれの皆さんも技術よりも人間教育を軸に指導されてきた方達であり物事には考動力が必要であると述べている
もしかしたら我々社会人にも通じるものがあるのかもしれない
言葉の意味
徒や疎かに…適当にいたずら的に
言葉の意味
徒や疎かに…適当にいたずら的に




