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新聞社へ思わぬ訪問者~(その1)

珍しく大雪となった日~津雲は取材を終えて会社に戻った時の出来事


津雲「お疲れさ~ん。今日もなかなかはかどらないな~」と話すと


佐山「やっと帰ってきた、津雲さん何やらかしたんですか~さっきからお客さんがお待ちかねの状態ですよ~。」と疑いの目で津雲の顔を見ながら話すと


津雲「誰なんだよ~判らないと話しにならないよ。」


立花「津雲さん、お客様が応接室でお待ちしています。向かってください。」


津雲「どこの誰ですか~会社にまで乗り込んでくるなんてな」


小谷「津雲さん。本当に記憶にないですか?。よ~く思い出してみて下さい。」


本社応接室 コンコン

ドアをノックする津雲


津雲「失礼します。 遅くなってしまい申し訳ありません」


甲斐「初めまして突然押しかけてしまいました。僕は俳優をしています甲斐侑真と申します。」


津雲「お初にお目にかかります。失礼ですが隣の人は…」


久遠「初めまして、私も俳優をしています久遠紗希と言います。」


津雲「とりあえず腰をお掛け下さい。」


甲斐「失礼します。」

伊丹「失礼します。」


津雲「それで私にご用とは一体どういったことでしょう。」


甲斐「津雲さんのコラム、毎回読ませていただいてます。特に有名人の熱愛のコラムは僕達みたいな仕事をする人間には心強いです。」


津雲「う~ん 正直言いますと芸能事務所の方々からはお叱りをうけましたけどね、余計なこと言いやがってと」苦笑いする。


甲斐「そこで津雲さんに伺いたい事がありまして」


津雲「どういった事でしょうか」


久遠「私達は今度出演するドラマで義理の兄妹の役をやることになりまして、恋におちていく物語なんですけど、実際にそういった方々がいらっしゃるのならば、もしかしたらご存じなのかなと考えましてドラマの参考までに押し掛けてしまった。というのが正直なところです。」


津雲「そうですか~う~ん」と悩んでいる


甲斐「なかなかいませんよね。」

久遠「難しいでしょうか」


津雲「判りました少し調べてみましょう。今の時代ならSNSの方が早い様な気がしなくもないですけど、まぁ当てにはならないと思いますけどね」


甲斐「分かりました有り難うございます。」


久遠「有り難うございます。」


津雲「こちらこそ長時間お待たせしたあげく、大した事できずにすみません。」


甲斐「失礼します。」

伊丹「失礼します。」


遊軍部


小谷「津雲さん。どうでしたか?」


津雲「ドラマのモデルでも探しに訪ねてきたようだが、なかなか難しい話だよ。ブンヤには」


佐山「津雲さん知らないんですか~あの二人最近人気急上昇なんですよ?。」


津雲「と言われてもなぁ~まぁ調べてみますか、ネタにはならないがな」


立花「津雲さん。仕事して下さいね!」


津雲「キャップ!村山先生の掲載いつから始まるのですか?コラムは3ヶ月と言われているのに人使い荒くないですかね。」溜め息混じりに話す。


立花「小説家の村山先生ですか?

原稿はまだ3割位しか書けてないらしいんですよ~」


津雲「3割なら再来週位には掲載開始ですかね~完成するまではまだまだかかりそうですからね~」


立花「そうなんですよ~なので来週も」


津雲「キャップ!申し訳ありませんが、

私も有給休暇がかなり貯まっているので使うようにとと言われ続けているので、ぼちぼち利用させていただきます。海外出張が認められるなら取り消しますが」


立花「津雲さん無理難題言わないで下さい。有給休暇は仕方ありません使用してください。」何かあるわね絶対にと心の中で呟いていた。


佐山「津雲さん海外旅行行かれるんですか~良いなぁ~」


小谷「津雲さんリフレッシュして戻ってくださいね。」


津雲「じゃあぼちぼち上がるわお疲れさん。」会社を後にする


津雲「さて行きますかね。」


俳優紹介--------------


甲斐侑真(かい ゆうま) 22歳

一昨年放映されたドラマ愛の君へ

で人気を博した俳優


久遠紗希(ひさとう さき) 19歳

今年放映された昼ドラ

嵐の激動でヒロインの妹役を演じ、

人気急上昇中

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