彷徨う出来事 No.11~失った信頼と検証
先日、大御所お笑い芸人の人見一成が数年前に複数の女性に対して性加害行為をしたと報じられた。
本人は即座に否定し名誉毀損で記事を掲載した週刊誌を相手取り裁判を起こすとの事である。
この手の記事を拝見すると率直に申し上げて、この週刊誌を運営する会社の経営も苦しいのだろうなと考えている。
ワイドショーや報道番組ではウキウキと報じられているが、事実確認は二の次が今のメディア姿勢であろう。
その辺がテレビ離れが起きている問題の一つである。
今のテレビを見ているのはほとんどが中年層から高齢者である。
話を戻しましょう。
この問題は正直申し上げて真実は当事者達にしか判らない。
我々メディアやブンヤ(取材に関連する人達の総称)も突っ込むべき問題ではないだろう。
メディア及び大手新聞各社は記者会見を開いて説明せよと求めているが、
その姿勢は同業者ならば違うと言わざるを得ない。
その理由として、昨年判明した大手芸能事務所社長による長年に渡る性加害問題、どのメディアや新聞社や週刊誌媒体も紙面記事にて終わらせている。
どの口が記者会見と抜かしよるかと呆れて言葉がでない。
ちなみに東葉新聞では第3者を含めた検証と対策を謝罪を公開の場で開催しそれを配信すると発表した。
本来ならば記者会見すべきであるが、どの媒体からも腫れ物扱いの様であり配信と言う形をとる事にした。(日時は後日発表)
今の現状では我々メディア媒体への信頼は微塵もないものと言わざるを得ない。