彷徨う出来事 No.117~重たき扉の開けた先にあるもの
2025年(令和7年)10月21日、
日本の政治の歴史の扉が開いた。
新しい内閣総理大臣に鷹市早苗氏が
就任したのである
今から約140年前に日本で帝国議会が開かれてから今日まで、
歴代の内閣総理大臣は全て男性が担ってきたのである。時代と片付けてしまえばその通りなのかも知れないが
これまで女性が何度か挑戦したが、
いわばガラスの天井と目されてきた
その歴史を乗り越えて初めての
女性内閣総理大臣の誕生の瞬間であると同時にようやく世界に少しだけ肩を並べる事が出来たのであります。
そしてもう一つ変化があった。
これまで連立政権を組んでいた
公明党が政策の違いを理由に自民党と26年間の連立を解消したのです。
色々な理由あるだろうが、
それは当事者間でしか分からないし、
もしかしたら今後再び共に歩む道も
あるだろう。その後日本維新の会と
新たに連立を組み換えて自維連立政権が誕生したのです。維新の会が連立を組む際の条件としているのが
衆議院の定数の1割削減である。
議員定数削減の話は数年前から
与野党間議論が交わされているが
なかなか進展しないのが実情です。
これまで幾つかの案が示されているが有料な案として浮上されているのが
選挙区を廃止して全てを比例代表制とした上で定数を現在の465から419へとする案である。そこで昨年10月に
実施された衆議院総選挙や
今年の参議院選挙を
これに当てはめて試算した結果を
示します
衆議院 参議院
自 民 187 自 民 108
維 新 047 維 新 020
立 憲 122 立 憲 040
国 民 025 国 民 019
公 明 008 公 明 014
共 産 008 共 産 014
れいわ 009 れいわ 004
社 民 002 社 民 000
参 政 010 参 政 020
保 守 001 保 守 001
未 来 未 来 002
正直申し上げて盛り上がりはあるだろうが、正に多党連立政権まっしぐらでしょう。筆者個人としては政党交付金や議員の特別待遇を廃止する方が余程身を切る改革であり実のある中身と
国民に示す事が出来るだろう。
ただそこに手を触れないという事は
パンドラの箱であり聖域と言えよう
まだ始まったばかりの新しい道
何もしていないのに批判する事は
妬みという醜くさもしく愚かな
発想であり空虚な人間だろう
政治は結果責任です
期待が大きければ大きい程に
反動もあるのは事実です
国民が安全安心で豊かに日々を
暮らせる社会を切に希望する




