彷徨う出来事 No.9~取材と言う名の犯罪者達へ
先日、プロスポーツ選手の離婚が発表された。
結婚生活は僅か3ヶ月であった。
結婚を発表した際に、お相手は一般女性のため取材は控えるように、
詮索しないでほしいと書面でお願いしたにも関わらず、
バラエティ番組のお返しのノリとの如く
週刊紙を筆頭にメディア各社は突撃取材(いわゆる無許可の取材)で一般女性の氏名及び職業の公表、プライベートの生活までもスクープとして記事にしている状態だ。
正に迷惑動画と同じモラルを失ったと言わざるを得ないだろう。
数字さえ取れればいい。
売上さえ取れれば何をしても構わないと言う考えが第1にあるのだろう。
例えばそれが自ら命を絶つ事になろうとも知ったことかの如くである。
メディア側からの視点とすれば、皆が知りたいと思う情報を提供して何の問題があるのか、喜んでいるはすだと公益の必要性があると考えているのだろう。
無許可の取材位当たり前だと考えるメディア機関やジャーナリストの川江祥子
芸能界では特に歌手の多和田明夫は結婚と言うのはそういうものだ
彼は有名人だから有名税であるとテレビ番組で発言し問題となっている。
当然の事ながらこの姿勢は批判や非難されても仕方がないと言えよう。
どんなに反論したとしても結果として1組の夫婦や家と家の繋がりを壊して人生を変える事になったのは紛れもない事実だ。
この様な状態であるならば、いっその事表現の自由や取材は事前許可制にしなければならないだろう。
想像と推測で物事を判断することはいかなる場合でも許されない。
筆者の話で恐縮ではあるが、この選手とは個人的交流があり元奥様との交際や結婚の話は報告や連絡や相談で聞いていた。
ただそれを記事にしないのは本人発でなければ意味がないと考えたからである。
今回の公表の前にこの様な形になると報告をうけメディア関係の1人として直接お会いし土下座して謝罪した。
最後に世界のメディアからは今回の件を通じてこう言われ続けるだろう。
日本のメディアや芸能界は犯罪のお手本であり、
人や物事を追及と言う名でを人生を狂わして死に追い込む犯罪者集団である。
筆者もメディアに携わる犯罪者の一員として贖罪を生涯続けなければならない。