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彷徨う出来事 No.101~お金の使用制限と価値とは?

あらかじめ申し上げておきますが

日本の法律ではありません、

世界の中では非常に珍しくややこしい決まりと出来事を紹介します。

まずは1週間で銀行から引き出せる

金額が日本円で1人5,000円までという決まりがギリシャでは2009年

(平成21年)から存在しています。

その理由としてギリシャは職業が

公務員という国民が総人口の6割から

7割いる事と国の経済政策が失敗を

重ねた事から他国から多額な借金をしている事、そしてそれを長年に渡り

隠蔽行為を繰り返していた挙げ句に

更に借金を重ねようとした事が話題になり債務不履行の状態が明らかになりました(別名:ギリシャ金融危機)

そしてそれを改善するための上記の

政策として実行しようとしましたが

国民を置いてきぼりにした政策は

猛批判を浴びる事になり、内閣は国民に真を問うとして選挙を実施して政権交代となりましたが最早手の施しようもない状態であり当時の首相が真相を全て明らかにして国会議員から公務員の給与を50%カット(特別手当なし)に踏み切りました。国民に痛みをお願いするならば自らも痛みを伴わなければならないという演説は当たり前ではあるがギリシャ国民の胸を打ちました。

その後は経済金融共に改善されましたが、それでも現在もキャッシュレスも含めて使用出来る金額が1人月額30,000円までとなっておりまだまだ発展途上と言えるだろうし様々な問題が発生している事と多々あるのも事実です。

次にジンバブエ共和国についてですがこの国も2009年(平成21年)に

当時の財政担当大臣が独断で進めた

経済政策により驚異的な物価上昇

(別名:ハイパーインフレーション)を

発生させ100兆ジンバブエドル

(当時の日本円で0.1円~0.5円)という

紙幣の価値が一時紙くず同然に陥って

しまった。その為主食である100gの

小麦や1本のトウモロコシ等々を

購入するにはワゴン車1台の車内の全てが埋まるくらいの紙幣が必要となってしまい、国民が大混乱になり国を出ていく人が後を経たない事態になったのです。

その後当時のムガベ大統領による

大臣の粛清が実施され、あらゆる国々を訪れて人道支援や経済支援の要請し

自らもあらゆる対策を繰り出していった、その後はあらゆる国々の通貨(ドルやユーロ等々)を使用可能とし経済は

落ち着きを取り戻したが、その反面

自国通貨の紙幣がほとんど使われずお店が使用不可としているのも拍車をかけている紙幣価値が改善されていないのが実状といえよう。物価高が叫ばれている今日ですが皆さんも海外へ行かれる際には己のお金という視点で行き先を決めて見てはいかがだろうか

そしてこの国もお金の価値を大切にしなければならないのは間違いないだろう日々の暮らしを生き抜いていくために


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