彷徨う出来事No.90~答えの出ないもの
昨年1月、お笑い芸人のドウンタウンの人見一成氏が駆け出しの女性芸能人に対して飲み会の後に性加害をしたとして、週刊誌に記事が掲載され
事実無根で名誉を毀損されたとして
裁判所へ提訴したのである!
その時の経緯については様々な媒体で報じられたので(憶測や根拠のない話も含めて)割愛するが、双方複数回協議の上で結果として提訴が取り下げられ
裁判が開かれる事はなく司法の場所で真実が公の場で明らかになる事はなくなったのであります!次に今年1月に
発覚した元アイドルでタレントの
中居真 広氏がお台場テレビの
元アナウンサーの女性に対して
性暴力をしたとする問題、
第3者委員会の調査結果として明らかになり良くぞ明らかにしてくれたと
敬意を表したい!この問題については
民事裁判については双方合意して
高額な慰謝料の支払いがなされて
います、そしてこの問題も現時点では司法の場所で真実が明らかになる事はありません、それは非親告罪であろうとも被害に遭われた方々が処罰を希望し、警察に被害届を提出し受理され
捜査が始まり逮捕され加害者とされる人物が警察や検察で取調を受けて
起訴されて裁判が開かれない限りは
公共の場で明らかになる事は
永遠に訪れる事はないと言わざるを
得ないのです!そして、この問題は
次から次へと過去を掘り下げて
明らかになるだろう!それこそ時代の
変化の流れとして芋づる式に明らかになるとも言えるかも知れない、
ただし男性が加害者で女性が被害者という構図がなされているが逆の場合もまたある事に対しては、
恐らく報じられないだろう、
声を上げる事は良い事ではあるが、
時としてそれが一方的主張とも
見えてしまうのです
同じ問題が明らかになったと言えば2017年10月にアメリカの新聞記事から発端となった性被害を受けたことの
ある女性たちに向けて"Me too"として声を上げるよう呼びかけた
(いわゆるMe too運動)である
そんな中でこの運動を主導又は
支持していた人の中にも、
過去の性的暴行などの加害を
告発されることが発生した、
そこからMeToo運動内にいる加害者を支持者は庇っているとの批判が
繰り広げられており、またこの運動が女性中心であり告発を望む男性たちが取り残されてしまっている、
この運動が声をあげられない
男性被害者の方々が声を上げられ様にならない書きは、救済への道は寄せては遠ざかる様になられている
多様性とうたわれている時代に
この視点はどこへいったのかと
大変厳しい言い方ではあるが、
嘆かわしいとはこの事極まりない
この問題の終わりはあらゆる世界で
これからも明らかになるだろう、
それは答えの出ない物事の始まりです