彷徨う出来事No.87~名もなき人へ光を照らせ
今年のNHK大河ドラマ“べらぼう~
蔦重栄華乃夢噺〜”では日本のエンターテイメント界の礎を築いたとされる
蔦屋重三郎さんの生涯が描かれている
一方でここ数年の朝の連続テレビ小説でもこれまで知られていなかった
人物の物語が放映されています、
植物研究の第一人者とされる
牧野富太郎さんや弁護人で後に女性初の裁判官にもなられる三淵喜子さん、そして来年には看護士という職業を
世に知らるきっかけを作ったとされる
大関和さんや鈴木雅さん等々、
これまであまり知られていなかった
人物に光を照らし当てる物語が増えています!決して有名な人がこの国を支えてきたわけではありません、
決して有名でなくても明日への希望を信じて日々を生き抜いてきた人達が
あるからこそ今日が
あるのだと感じています
新しい事を生み出しやり抜いていく
には並大抵の努力では成し得る事ではできません!今日私達の生きている世界のほとんどの製品や観光施設は
名もなき人達の積み重ねてきた努力と試行錯誤の結果として世に現れ
日々の生活に張りと輝きと潤いを
与え賑やかになっているのです!
そしてそれはもうすぐ終了する
万国博覧会(通称:万博)もその一つなのです、始まる前は問題ばかりの批判ばかりのオンパレードでしたが結果は素晴らしいものになりました!検証は必要であろうが、批判しかしない人は己の私見という固定概念にとらわれていると
指摘せざるを得ない!
昔の言葉で人生の友は試練だ、
試練を友としそれを乗り越えてこそ
己の人として成長していくのだと!
歌手の中島みゆきさんの歌のタイトルに地上の星という曲があります
その歌詞の中には様々な思いや願いを込めて作られたそうです!
世間の誰に名を知られる訳でもないけれど、人知れず大きな偉業を成し遂げた名もなき戦士達への思い、
人も世間もどうしても大きく名前が
知られて大々的に取り上げられる
「天上の星」に目を奪われて
そればかりを上ばかりを
目指したりするけれど
地上にも皆が見えていなかったり
気付いていないだけで光り輝いている「星」が数え切れないほどいて、
その星は次々と現れては次世代へと
引継ぎ消えていく……一日一日を
頑張って生きている人、
皆が“地上の星”なんだと
最後に人や物は日々進化を遂げています、そこまでに至る経緯にはこれからも戦いはあるだろう、変えるべき物と変えてはならない物の共存共栄が
そこには求められているのだろう
これまでも、そしてこれからも
作りあげられる物や事には様々な人が陰日向で動いているのです