彷徨う出来事No.79~身を切る改革、身のある改革はどこへ…
今回のタイトルを見て即座に
思い浮かぶ人はかなりの政治通…
いや、選挙通といっても過言では
ないだろう!
このタイトルは2014年(平成28年)10月に実施された第47回衆議院総選挙に
おいて維新の党(現在の日本維新の会)のマニフェストの題名である!
それならば今のこの国の国会議員は
どのくらい収入があるのだろうか、
簡単ではあるが年収にして
下記に示してみる事にした
歳費=15,612,000円(給与)
期末=06,350,000円
文通=12,000,000円(別名:第2の給与)
事務=07,800,000円
そして、電車や飛行機は無料クーポンが発効されるため乗り放題であり、
その他に公設秘書等の給与も併せると単純に計算して無所属の国会議員では約75,000,000円となります!
更には、政党に所属している国会議員は別途に政党交付金等々が支給されています!
(ただし、事務所の維持費が中心です)それでも年収は約1億円にまでなるのです!
多少引かれる税金はあるとはいえ、
偏った見方とすれば寝ていても
お金が降ってくるのですから
羨ましいものです!
ちなみに内閣総理大臣や閣僚(大臣等)は上記の金額よりも様々な手当が
増額されます(別名:役職手当)
ただし、昨今の物価高のため
内閣及び閣僚は歳費の20%を
自主返納しています!
ちなみに、一昨年から続いている
政治のお金の問題についてですが
野党は企業及び団体献金の禁止や
与党は全ての献金の使途公開等の案がやり取りがなされていますが、
そもそも政治を歪ませているのは
その姿勢である事を指摘せざるを
得ないと共に本当に身を切る改革を
するのであれば、
全ての企業及び団体並びに個人の献金を禁止にした上で政党交付金を
段階的に廃止し、
文書通信滞在費(旧文通費)を半額に
した上であらゆる特別手当を
廃止しなければならない!
文通通信滞在費に関しては
異論もあるだろう!
率直に申し上げれば人口の多い都会の選挙区の所は廃止にして、
人口の少ない地方の選挙区は半額へと改めていかなければならないし
これは即座にも可能な事である!
そしてあらゆる非課税の法人に対して課税をすれば良いだけの話である、
何故ここに手を付けないのか
摩訶不思議でならない!
まるでそれは開けてはならない
パンドラの箱の如くである!
最後に、先日の第27回参議院議員通常選挙では既成政党の与野党が議席を
減らし、新興勢力と言われる政党が議席を増加させ台頭したため、
国会は衆議院及び参議院共に
ハング・パーラメント
(宙ぶらりん国会)といえる状態に
なりました!
これにて良い意味で議論が活発になり塾考する政治になるのか、
時代を巻き戻して決められない
政治へと後ずさりして国民を
欺いてしまうのか、
どちらにせよ国民に痛みを伴う
事を押し付けたツケをいい加減に
払えよと身を切る事を即座にも言動と行動を伴わせなければならない!
国会議員や地方議員は己は選ばれた
人間だとおごるなよと昂るなよと
言いたいものである!