珍しく政治部とのやりとり
コラムが紙面掲載された日の東葉日報社内の出来事…世間は夏の暑さが
まぶしく例年になく酷暑になりそうな予感を感じさせる日々ですが…
朝早く来て遊軍部に置いてある鉢植えのトマトに水をあげている津雲…
今年も順調に育っている
小谷【おはようございます!
津雲さん相変わらず
早いですね~】と
ドアを開けて入ってくる
津雲【おはようございますキャップ!
年寄りは朝早く目が覚めるもの
なんだよ】
小谷【それを言われると何年後かは
私も同じ道をたどるわけですか】
とカバンと置いて椅子に
腰を下ろしている
住谷【おはようございます!】と
ドアを開けて入ってくる
津雲【珍しいな~どうしたね、
今一番忙しい時なのに、
まぁ座んなよ】
住谷【津雲さんに相談をと思いまして】
と椅子に腰を下ろして座る
津雲【悪いけど助っ人には
入らないぞ~】そういって
取っ手付のプラスチックの
コップにコーヒーを入れて渡す
住谷【先に言われた!いやウチらは
全国は無理なんで、
それは公式のにお任せしている
んですけど、今回は
色々あるじゃないですか…】
津雲【少なくとも宙ぶらりんの
政界再編のゴングがなるよ!
あれだけ乱れ打ちになればな!
他国からすればどこがなっても
信頼関係は薄いだろうさ】と
腕を組みながら語っている
住谷【ちなみにここは
どうなると思いますかね…】
津雲【おいおい、その辺のおじさんが
予測しても仕方ないだろうよ】
とぼやいている
小谷【ですが津雲さんの予測は
大体当たるじゃないですか!
地元の予測は全国紙が
全て外しても当てた
じゃないですか!
しかも票数のおおよその差
まで】
津雲【あれは取材していたら、
大体予測はつくだろうさ
ウチは地元に特化しているの
だからよ!
ちなみに話しておくが、
今回は与党は一議席で
野党な二議席という
ところだろうな!】
住谷【野党二議席ですか?】
津雲【おそらくはな、与党は
現職二人出したとしても
筆頭理事が当選するのが
精一杯だろう、といって
憲民も一議席、後は
民国が一議席て感じかな
ただし、全国では少数政党が
乱立して議席を得る事が確実だ!
それこそあのお騒がせな
政党もな】
住谷【津雲さん、そこまで
予測しているんですか?】
津雲【今は配信に力を入れている
政党が多いが投票来場には
つながっていない!
ましては得票数は有権者の半分
を下回る状態だ!既存政党を批判
している連中がいるが、
それが行動には至っていない
本当に国を考えるなら
得票率が七割越えないと、
ツケを被るのはあんたらだよ!っ
てぼやきたいけどな】
小谷【津雲さん…相変わらずの
ぼやきが出ましたね~】
佐山【おはようございます!】と
ドアを開けて入ってくる
住谷【おはようございます!
すいません佐山さん、
すぐおいとましますんで】
津雲【人手不足のようだから
助っ人だとよ、年寄りは
田舎の方面を中心に回るよ】と
ため息をつきながら
ぼやいている
住谷【さすが、津雲さん!
それでは後で、
失礼します】とドアを開けて
遊軍部を後にする
津雲【ついでにコラムの
ネタ探しもするかね、
キャップ!もしかしたら
差し替えお願いするかも
知れません】
小谷【期日は守って下さい!】
津雲【分かってますよ】