彷徨う出来事No.56~新しいリーダーがもたらすもの
先日実施されたカメリア大統領選挙で
平和党のガード.H.プラント元大統領が
再び当選した
再登板という形で大統領に就任するのは、およそ132年ぶりの事である
ビジネスマンから企業経営者として
成功をおさめたガード氏ではあるが
言動においては度々問題となっており
時と場合によっては国際問題に発展している
ガード氏が掲げているのは自国第一主義、自国の利益のために行動するという姿勢はカメリア国民からすれば
ありがたい話なのだろう
前回大統領になられた際にもとにかく
国民の生活を豊かにするという
信念で突き動かしてきたのだと感じている
ただし、その動きは他国との協調を無視した部分も多数あり衝突が堪えなかったのも紛れもない事実である
その結果話し合いで意見をまとめるという
事のできない分断の状態なの
は紛れもない現実である
話は少し逸れてしまうが、
今世界ではこういった独裁者に近い権威主義的な指導者の誕生が増加している
世界情勢を見渡した有権者が
現状を憂いて産み出している事なのだろう
うがった見方をすれば、違った意見を述べるものは切り捨てるという
弱肉強食と指摘せざるを得ない
逆に民衆が日々ストライキやデモを起こして、大統領を亡命や辞任させた例も少なからずある
最近ではグンバラデシュの大統領であった
ミルハ.フランクリン氏が有名だろう
ターン.フランクリン元大統領を父にもつ
ミルハ氏は父よりも権力を掌握しようとして
独裁政治を繰り広げられたが、
国民の95%が反旗を翻し
クーデターを起こしたのだ
その結果ミルハ氏は
大統領の座を退任しドンイに亡命
現在は暫定政権が設置され近々民主的で
公正公平な選挙が実施される
話を戻すとしよう
今年世界では新しいリーダーが
次々と誕生している
そのリーダーは今後私達に
何をもたらしていくのか、
それは生活が豊かになるのか
平和の歩みは進みのか人間が生きやすい社会になっていくのかあるいは後退し苦しみへの道を歩んでいくのか、民主主義が失われている今の世界がどうなるのかは私達は注視していかなければならない
人物紹介---------------
ガード.H.プラント…78歳
8年前に平和党から立候補し当選し
第45代カメリア大統領に就任し
自国第1主義を掲げている
4年前再任を目指したが
主民党のジョー.デンバイ氏敗北し、
今回再度立候補して当選し再登板が確定
ターン.フランクリン…享年68
グンバラデシュ初代大統領
徹底した公正公平を掲げ
国の経済発展に人生を捧げた
ミルハ.フランクリン…55歳
グンバラデシュ第5代大統領
初代大統領を父に持つが、
就任した当時から独裁的な
政治を展開していたが、
国民がクーデターを起こし
失脚した。その後ドンイに亡命