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初のギルドの依頼

「ああああああ、イズホ!見つかったか?」


「いいや、ないぞ」


俺たちはいま、ギルドの依頼でできそうなものを探している。イズホは強いが攻撃が当たらないので無力に等しい。俺はというと、もちろんまだ使い慣れていないから最弱と名乗ってもいいほどに弱い。


対物戦でスナイパーの力を試すために簡単そうな依頼を探しているのだが、簡単なものだとモンスター関係ないしモンスターが関係してくると皆が危険で避けている依頼しか残っていない。このままではお金もないしスナイパーになれることすらできなくなる。この世界がゲームと同じような世界ならレベルを上げないと魔力もつかないし強くもなれなくなる。


結果・・・・やばい、どうしよう




「もうしょうがない、少し危険でも行くぞ」


俺は提案してみた。


イズホも結構男勝りな性格のおかげですぐに了解してくれた。


「じゃあこの中で一番簡単なのはどれだ?」


「この中だと・・・これだな」


イズホが指さしたのは巨大スライムの退治だった。


そのスライムの数は合計で3匹。


ゲームと同じならスライムは最弱モンスターのはず。


「よし、行こう」


そうして俺たちは受付のエルフさんにこの依頼を受けることを言って巨大スライムを退治しに行った。




「うわっ、マジかよ」


その巨大スライムは予想を遥かに上回る大きさだった。


「てっきり、普通のスライムの悪くて4倍よくて2倍程度の大きさだと思ってたのに」


イズホも予想外だったらしい。


「ちなみに普通のスライムは手に簡単に乗っけられる程度の大きさだぞ」


「それじゃあ・・・あいつは・・・普通のスライムの10倍はあるんじゃないか?」


「ああ、あるね。だってこっからスライムまで約500メートルはあるのに簡単に認識できるほどの大きさだからな」


そう、巨大スライム約500メートルくらいあるのだ。それなのに大きさを感じさせるほどちゃんと認識できる。


「そうだ!ここでスナイパーの試してみたら?スナイパーの射程は無限だし、それが強みだし」


確かに、言われてみたらそうだ!


「OK」


俺はそういうとスナイパーライフルを取り出しその中に魔力を入れていった。エルフさんと試し打ちしたときに少し練習したから今となっては魔力を入れるのが簡単にできるようになった。


「狙撃」


俺はお決まりのセリフを言うのと同時に引き金を引いた。




ぱんっ


その音が鳴り光の玉が巨大スライムにめがけて飛んで行った。あの光の玉が俺の魔力だ。緑に光っているから、自然の特性らしい。


もちろん俺は金メダリストとしてあんな巨体にあてることなんて造作もないことだった。




ずたーん


なんか音がしたと思ったら巨大スライムが倒れていた。


この時俺はいくら巨体とはいえスライムはスライムだと思った。やっぱりスライムは最弱だ。



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