異世界転生成功!
「じゃあ、早速転生しようか」
「がってんだ」
俺がそう言葉を放つと急に目の前が真っ暗になって・・・・
目の前が少しづつ明るくなってきた。そして目の前にいたのは・・
「ゴブリン!?」
そう、俺の目の前にいたのは紛れもなく本物のゴブリンだった。だが体を見る感じ俺がゴブリンになったわけじゃないようだ。
そうほっとしたのもつかの間、人間ならもちろんゴブリンは襲ってくるのである。
「わぁぁぁぁぁ~~~、だれかぁぁぁぁぁぁぁ、助けてくれ~~~~」
不幸中の幸い、ゴブリンの足はそこまで早くなくてよかった。
「ほんと、あのクソ神、今度会ったら文句言ってやる。でも、ゴブリンがいるってことは異世界転生は成功したのか」
俺は心の中で小さくガッツポーズをした。
~~~~~~~20分後~~~~~~~~
「はぁはぁはぁ」
やっとの思いでゴブリンをまいて息を整えていたら
「あっ、あそこに町がある」
村を見つけた俺はすぐに入っていった。
「ギルドとかってないのかな。この世界に魔法があったら使ってみたいし」
そんなことを呟いていたら野菜を売ってるおじさんに声をかけられた。
「そこのお兄さん、この町は初めてかな。この町はネクサスといっていろんな町ともつながっているんだ。ギルドに行きたいのならそこの道をまっすぐ行って突き当りを右に進んでから左に曲がり2個目の曲がり角を左に曲がった突き当りにあるよ」
ギルドに行く道ややこしすぎじゃね。
「あの、もう一回行ってもらってもいいですか?」
「あぁそっか、この町のギルドはずいぶんいびつなところにあるからな。よし、俺が付いて行ってやろう」
「えっいいんですか?でも店が・・」
「じゃあ、おーいルリ」
おじさんが呼ぶと14歳くらいの女の子が出てきた。おそらくルリっていうんだろう。
「何ですか?」
「このお兄さんがこの町が初めてだからギルドの場所を案内してくれないか」
「オッケー」
ルリは元気のこたえるとこっちを見てきた。
「お兄さん、お名前は?」
「サトウ マコトだ。よろしくな」
俺が笑顔で答えると
「わたしの名前はルリです。よろしくお願いします、マコトさん。」
「マコトでいいよマコトで」
「ではいざギルドに向かってシュッパーツ」
「いってらっしゃい、気をつけてね」
おじさんも笑顔で見送ってくれた。
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