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ドラゴンが仲間になった!?

これで第一章は完結となります。

「よっしゃー!やっとステルスを扱えるようになったぞ!ありがとう、シェーミ師匠」


俺は特訓を初めてから約1週間でステルスを扱えるようになった。


「だから、師匠って呼ぶのよしてください」


「でも師匠は師匠だぞ」


「もう」


そんなやり取りをしていたら急にイズホがある提案を持ち掛けてきた。


「おぉ、ついに使えるようになったか。それじゃあ少し難易度の高いギルドの依頼に行ってみるか」


確かに悪くない提案だ。


「シェーミ、大丈夫か?」


「大丈夫ですよ。ってかやっと師匠呼びやめてくれたんですね」


そう、俺はこの約1週間ずっとシェーミのことを師匠呼びしてたのだ。


「まぁ、もう卒業したしな」


そうして俺たちはギルドに向かって依頼を見てみた。




ーーーーーギルドにてーーーーー


「おいマコト、これとかどうだ」


「うん、ってこれファイヤードラゴンの討伐の依頼じゃないか」


「ファイヤードラゴンってあの討伐レベル10段階中8のですか?流石に無理じゃないで」


「よし、行こう!」


俺はシェーミの言葉をさえぎって食い気味に答えた。


「って無理ですって。あれ?ああぁちょっと待ってくださいよ」


「シェーミ、怖いなら来なくていいぞ、ちゃんと報酬も渡してやるから」


「怖くないです!」


あっ、怖くないんだ。てっきり怖いんだと思ってた。




「うーん、このあたりにファイヤードラゴンいるはずなんだけどな」


「やっぱり帰りましょう、無理ですよファイヤードラゴンなんて」


「やっぱりシェーミ、怖いんじゃないか」


「怖くないです!そういうマコトは怖くないんですか?」


そんなのもちろん、怖いに決まってるじゃないか。だがここはちょっと見栄を張らせてもらう。


「もちろん、怖くないぞ」


どうだ、決まった。


「シェーミ、こいつ実は無茶苦茶こわがりでギルドの部屋出るまで怖い怖いってずっとぶつぶつ言ってたんだぞ」


おーーいイズホ、なんちゅうこと言っとるんだ。


せっかく頑張ったのに。


「おいマコト、ファイヤードラゴンってあいつじゃないか?」


イズホ指をさした先にいたのは・・・弱り切っているドラゴンだった。


「おいお前、ファイヤードラゴンか?」


俺が聞いてみるとそのドラゴンは


「ひっ、そ、そうだけど、殺さないで殺さないで」


とても殺したくなくなるほどに怖気ついていた。


「イズホ、こいつ飼っていいか?」


「「!?」」


「マコト・・ナイスアイディアだ!」


「ファイヤードラゴン、今日からお前の飼い主は俺だ、よろしくな」


「え、飼ってくれるの?いいの。ありがとう」


「いくらドラゴンとはいえこんだけ弱っていたら殺したくもなくなるさ」


ドラゴンの表情あるかわからんけどが明るくなった気がした。


「あの実は頼みたいことがあるんだけどいい?」


ドラゴンからの頼み事?


「いいぞ、どんどん言え」


「単刀直入に言うと魔王を倒してほしいんだ」


「「「!?」」」


この言葉にはさすがの俺でもびっくりした。


「いいけど、シェーミとマコトもいいよな」


おーいイズホ、またまたなんてことを言うんだ。まぁ、ペットの頼みだやってやるか。


「俺はいいぞ、シェーミは」


「僕も、正直怖いけどいいよ」


「よし決定だ、よかったなファイヤードラゴン」


「はい!」


「ところで、なんで魔王を倒してほしいんだ?」


「実は・・・・単純に倒してみたいんです」


「「「は?」」」


「実は」のあと間が明いてたからけっこう悲しいエピソードが出てくると思ったらそれかよ


「あと私人間の体に擬人化できるよ」


ファイヤードラゴンがそういうとファイヤードラゴンの体がなんということでしょう、16歳くらいの女の子になってしまった。しかもちゃんと服を着ている。


だが尻尾とか耳とかは隠せないようだ。


「へぇー、便利だね、じゃあ魔王討伐の旅に早速シュッパー」


「ちょっと待て、擬人化にはもっと驚こうよ、そしていったん町に戻って装備整えようよ」


「・・・確かに!」


あぁー、よかった。このまま旅に出て飢え死にするところだった。


「じゃあ、ファイヤードラゴンも擬人化してるからばれないし、いざ町にシュッパーツ」


「シュッパーツ」


「あ、あと自分のことはリウラとよんで」


ファイヤードラゴンの名前、リウラなんだ。


なんだか、あぁ、なんかこのメンバー、不安でしかない。

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