決闘のあと
ユウタは目を覚ました。目を覚ましてすぐにユウタは思った。バラボンと戦っていた自分が何故ここにいるのか、この間に何があったのか、と。そして、自分がバラボンに吹っ飛ばされ、倒れていたのをある人物に見つけてもらい、そのことに安心して倒れるように眠ってしまったことを思い出した。その時、ユウタは自分がバラボンに負けてしまったという事実を自覚した。
このままでは何も出来ない。そう自覚したユウタは、まだ特訓が足りてないのだと思った。
数日後、ユウタは準備運動を始めた。
あの時から特訓しようと思ったが、ケガがまだ完全にはなおっていなかった。
ただ、体も思ったようには動かなかった。ユウタは特訓を始めたが、すぐに息が切れ、体も悲鳴をあげていた。
特訓しながら、ユウタは思った。自分を助けてくれた人物は誰だろうと…
まだ足りない。あれから3か月が経った今でも、ユウタは特訓を続けていた。「そういえば…」と、ユウタは思った。明日は自分の誕生日だということを。
そこで、節目ということで、ユウタは特訓を今日で終了し、明日からまた冒険に出ることにした。
その夜、ユウタはある重要なことに気づいた。リュウマはどこにいるのかと。
そこで、ユウタはまず、リュウマを探すことにした。