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10歳で勇者になった男。  作者: ごーちゃん
魔物との戦い1
4/23

すご〜い魔物、登場

 ふっふーを倒したユウタが、リュウマに話しかける。

 「ちょっと休もうよ。」

 リュウマも「そうだな」と賛成し、2人は休むことになった。


 休んでいる時、ユウタとリュウマは誰かの「キャー」という叫び声を聞いた。

 ユウタとリュウマはその方向に向かって走り出す。


 「どうなっているんだ?」

 たどり着いた先には、男の子と女性だけがいた。ただ、女性の持っているバッグはバラバラに刻まれていた。この状況だけ見て、ユウタとリュウマは理解することが出来なかった。

 「どうしたんですか?」

と、ユウタが尋ねる。

 「この人がバッグをバラバラにしたの。助けて!」

 女性が答えると、男の子がうなずいて、

 「そうだよ。僕がやったのさ。」

と、言ってきた。

 「くっそー。コイツ、魔物か!」ユウタが言う。

 「そうみたいだな。」リュウマも言う。

 「絶対倒さないと!」


 「こっち!」

 ユウタは女性を保護し、遠くに避難させていた。その間にリュウマは魔物と戦い、戦力を見極める作戦だ。


 「ここなら大丈夫だろう。」

 ユウタは魔物から少し離れたところで、女性と別れようとしていた。

 「あとは自分で逃げてください。」

と言い、ユウタが歩き出したとき、 ボン!!! という音がした。

 ユウタが振り返ると、そこには、女性のバッグが爆発している姿があった。

 「何⁉︎」


 「どうされました?」

 ユウタは女性に聞く。すると、女性はバッグが突然爆発したと言う。

 「くっそー。これも魔物の仕業か!」


 ユウタはリュウマと魔物の元へ戻る。

 ユウタは爆発のことをリュウマに話し、リュウマは魔物の弱点は背が低いことをユウタに話すと、魔物の方を向く。

 「名前は何だ!」

 「ない」と、魔物は答える。すると、ユウタは、

 「バラバラとボン!で、お前の名前はバラボンだ!」

と、勝手に魔物に名前をつける。

 ユウタは叫ぶ。

 「バラボン! お前は絶対倒す!」


 アイヤン村まであと38km。

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