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悪魔との日常は大変です

魔王さま、お塩買って来ました」


「おう!ありがとな」


そう答え俺は少女から塩を受け取り料理を続けた。


「魔王さま、今日のご飯は何ですか」


「天津飯だ」


「てことはカニカマありますよね」


「おう」


「カニカマァァァァァ」パクッ!」


そう叫び少女はキッチンに置いてあったカニカマを食べ始めた。


「おい!今食べると天津飯の分が…」


ハムハムハム、少女は俺の話など聞こえていないのかそのまま食べ続けた。



今は夏休み、俺、真野慎也まのしんやは高校に入学し初の長期休みを迎え中学より増えた課題に悩まされながらも新しい部活のメンバー、クラスの友達と少し遠くに出かけたりなどありきたりな夏休みを過ごす……はずだった。


このカニカマを食べている少女、クロと名乗る少女と出会い俺の夏休みは俺が想像してた夏休みから大きく外れた


スイが俺を魔王と呼ぶのは俺がそういう趣味を持ってるわけでも本物の魔王なわけでもない、この少女クロが本物の悪魔で俺が本物の魔王と瓜二つだったと言うだけだ、悪魔と名乗るのを俺は最初から信じてたわけではない、しかしクロと出会ってからスイが本当の悪魔だと認めるしかない出来事に何度も遭遇した。


これは俺とクロ、人間と悪魔との日常の話だ。

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