西成BARおバッカスさんでみらいさんの生誕だったよ。
堺を後にした私は南海電車で取って返し、西成の
BARおバッカスさん
に向かった。
本来なら参加できないつもりでいたけれど、予定を変更して南海電車で堺を目指すときになって車窓から西成区の町並みを見渡し
(お店があるの、あのへんじゃん)
と気がついたのだ。それなら折角だし行ってみよう。
そういうわけで、新今宮で列車を降りた私は駅を出て線路沿いを南へ。すみれアパートの前の低いアンダークロスを通って堺筋に出る。南海本線が萩之茶屋に停まらないなんて知らないもんだから、南海だし萩之茶屋で降りたら近いじゃーん、と思っていた。
が、まあ新今宮からでも全然近かった。
大阪にいるとよく歩くので、だんだん距離の感覚も徒歩基準に変わってくる。
ちなみに名古屋でも同じだ。名駅(めーえき、と当地のニンゲンは読む)から栄、新栄ぐらいなら歩いてしまう。何故なら地下鉄なんかすし詰めで、井上陽水の歌みたいになっているからだ。
この通りにも以前みらいさん(本日の主役)が勤めてたお店があって、そこにも行ったなあ。居酒屋ゆっくりのマスターはお元気だろうか。
小さなお店が軒を連ねる通りを渡って、路地に入る。突き当りに伸びる銀のフェンスを横目に回り込んで商店街を目指すと、そこにあるのがBARおバッカスさん。
お店に入ると、17時開始にもかかわらず17時チョイ過ぎの時点で殆ど満席。
さらにこの日のオリシャンがズラリと空いている。
……開始数十分だよな。これ、このペースで開けてたらみらいさん大丈夫なのか。
心配を他所に盛り上がる店内。
カウンターの中には白いコスプレで着飾ったみらいさんと、いわゆる明るく爽やかでタトゥーもある、大阪らしい細身でイケメンのお兄さんが。
〝はるきさん〟という方で普段はDJしたりコスプレしたりお店を切り盛りしたりしていて、この日も会計を担当しているご様子。
何故なら、早くもみらいさんの雲行きが怪しくなって居たからで……領収証を書くのにも
「みらい、いけるか?」
「あ、いけます!」
と答えたそばから確認するや
「ちゃうやんけ!」
と大騒ぎ。大阪の人って普通にしてても間合いが面白い。
みらいさんもガッツリ系のギャルで、色んな飲み屋さんで会うたびに髪色、メイク、ピアスの数が違っている。ピアスとタトゥーは多分ちょっと増えていると思う。この日は特にド派手な白系のメイクとヘアスタイルにカッコ可愛い衣装。そこにピアスとタトゥーでさらに迫力のある見た目なんだけど……イカついのは見た目だけで、話すとおっとりしててかわいい人でもある。
さて。私はお酒に弱い。
コップ一杯のビールで顔が真っ赤になるぐらい。
しかしながらお祝いである。さあ乾杯だ!
迎え酒がシャンパンとは、とんだ貴族の飲み方だ。
と、グラスを掲げて隣を見ると見覚えのある御仁。
あっ、マスター!
なんと、件の元・居酒屋ゆっくりのマスターが座っていた。みらいさんのお祝いに来ていたのだ。そんなマスターも私のこと覚えててくれた。嬉しい再会だった。
元気そうで何よりです。
そうして駆けつけ2杯のシャンパンを飲み、お冷なども頂きつつ楽しく過ごさせていただきました。はるとさん、マスター、ありがとうございました。
そしてみらいさんおめでとう!
二日目も無事開催できたと聞いて安心しました。今年もお祝いできて良かったです。
特典の品も無事に届きました。大切にします!
私は酔いが回って頭まで真っ赤になり、海坊主がタコ坊主のようになって再び地下鉄で難波を目指したのでありました。




