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ただいま。  作者: ダイナマイト・キッド
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さよはるワンマン1st.@焙煎研究所(豊橋)


みしゃみしゃちゃん、という人が居る。

前にもこんな書き出しで日記を書いたはず。

豊橋市出身、在住のイラストレーターで漫画家でデザイナーでイベンターで元気なお姉さんだ。私よりずっと若いけど、行動力と継続力は図抜けているうえ、やろうと思ったことは大抵その通りに実現しているのでスゴイ人である。


そんなみしゃみしゃちゃん、という人(そういう名前で活動しているのだ)が、初の個展を開くというので初日にお邪魔してきました。


詳細は↓

さよはる!!1stワンマンライブ!!(個展)

2023年2月23日から3月5日まで

焙煎研究所

(愛知県豊橋市駅前大通1-114水上ビルの豊橋駅寄り)

11時から20時まで。

HP

https://www.mishamishachan.com/sayoharu1stoneman


焙煎研究所さんは、その名の通りコーヒーショップで、しかも店内で淹れたてのコーヒーが頂けるばかりか自分だけのオリジナルコーヒーブレンドも作れるという、まさに研究所という感じのお店。

11時にお店に着くと、私より先にお客さんがひとり。この人こそ正真正銘、初開催の個展における初のお客さんである。

お店に入ると、濃密なコーヒーのいい香り。

店主さんはコーヒー職人の佇まいながらも明るくて話し好きの、気の優しそうな方。

個展はお店2階のイベントスペースで開催されているので、その旨を伝えると階段からどうぞ、と案内してもらえます。


私は、香りにほだされてまずコーヒーを注文していました。小雨で寒かったしな…。

コーヒーを淹れてもらっている間に、何故かサンヨネの話で盛り上がる。

何しろ私は近隣住民なので、サンヨネのこととなるとこれはもう遺伝子レベルで組み込まれた東三河の台所。色々と美味しいものの話をしていると、美味しいコーヒーが出来上がって来ました。

テイクアウト用のカップにも特製のイラストシールが貼られている、いわば「さよはる仕様」になっています。


2階に上がると入り口でみしゃみしゃちゃんがお出迎え。

お会いするのは3度目で、そのたびに色んな現場で自分の世界を拡げたり具現化させたり描き出したりしている。今回の焙煎研究所さんの2階はというと、これが結構な広さで、しかもカッコいい。配管や壁の剥き出しな部分に木枠が浮かび、アートにも合うし音楽ライブにもピッタリだ。


この会場で2月26日には

どっ楽しいLIVE‼︎vol.2

も開催されます。こちらはれっきとした音楽ライブ。

詳細は同じく上のURLからご覧いただけるので見て頂くとして。


本当に、いいスペースをお借りしてるなと思ってしばし作品と同時に空間そのものも眺めてみる。明るいし、奥行きもあるし、これをヒトやモノや作品でいっぱいにするのは、逆に言えばそれだけの自分の実力が無いと厳しいと言うか、場所に負けちゃうんじゃないかなと思うくらい。豊橋駅からも徒歩5分とかからないし、交通のアクセスは文句なし。

私の家からも徒歩5分だ。


みしゃみしゃちゃんから年始に案内のハガキを頂いた時に

個展やります!徒歩で来てください!!

って書いてあるんで何処かと思えば、本当に徒歩圏内だった。

そんぐらい近くで、こんないいお店と場所があったのかと。


そしてそこに、モノの見事にみしゃみしゃちゃんワールドを展開している彼女の姿は、去年の夏よりさらに逞しく、瑞々しく、充実して見えた。

グッズ販売も多数あり、どれも手に取りやすいお値段であると同時に、とても可愛らしい。

書き手の愛着や真心というのは、こういう時に出るのだなと思う。

私はずっと推している「いつきくん」のステッカーや、みしゃみしゃちゃんの最新作にして代表作「さよはる!」の第3巻も購入。


この漫画さよはる!のキャラクターや、彼ら彼女らを描いたポスター、以前のイベント用に作成したイラストなども展示されているし、みしゃみしゃちゃんの作品とその世界を先ず知っていただくにも最適なイベントでした。私でも、時々は読み返さないと忘れちゃうようなことが書いてあった。

普通に可愛いイラストの展示とグッズの即売会、しかも美味しいコーヒーのお店で、ってだけでも、駅からふらっとお出掛けして頂く価値のある場所と時間だと思います。

皆様も是非。気になって頂けたら、まずはURLか、みしゃみしゃちゃんのSNSから絵柄と人柄を見てからでもいいかと思います。


誰に頼まれるでもなく、自分で自分の好きを形にして発信し続けること、そしてそれを出版して世に問い続けること。これは誰にでも可能なことではあるけど、中々出来ることではない。

やろうと思う以前の問題があるけどそれは別にしても、お金も時間もアタマも使うし、いつか絶対に誰かに頭を下げたり、時には涙をのむこともあるだろう。

そんなみしゃみしゃちゃん、という一人の創作者の歩みが、コーヒーの薫りが漂うレトロな階段を上がった先に続いている。


とても刺激になったし、いい時間を過ごせました。

みしゃみしゃちゃんありがとう。

これからも応援してます!

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