ハッパむしむしヨモギ蒸し
IKKOさんがX JAPANに加入したら、やっぱ
ドンダケーー!!
って歌うんだろうか。
最近また昔のXを聞き始めてふと思う春。
ヨモギ蒸しって知ってる?
ヨモギ蒸しやったことあるひとー?
あ、はい、今すぐ読むのやめたほうがいいですよ。
でヨモギ蒸し。
なんか体にいいらしいんだよ。女性のお客さんが多そうな、エステとか美肌サロンみたいなとこのインスタグラムでよく見るんだけどさ。体をあっためて汗かいてヨモギ成分を吸収して、っていう。一人用サウナみたいなのに入るらしいんだけどさ。
私もヨモギ好きだし、汗かきたいし、ヨモギの健康効果とか調べてて出て来たのがそもそもヨモギ蒸しを知る切っ掛けでもあったぐらいで。で私でもヨモギ味の小籠包みてえになれないかなと思って調べたらさ。
あれ、なんか女性ならではのヨモギ成分の吸着の仕方するらしいんだよな。それでまあ、それだと私みたいな歩く小籠包が蒸す前からプレで肉汁を垂らしながら
「すみません、ヨモギで蒸して頂きたいんですが?」
なんて訪ねて行って、お隣の王将さんでやってもらってください、なんて門前払いを喰らうのも場違いな気がして(その美容サロンも随分にぎやかな場所で営業してんな)。
そうこう躊躇してるうちに、ちょうどなんかそういう美容インフルエンサーアカウントみてえな奴が例のバカみてえな言葉遣いでヨモギ蒸しを紹介してるのが目に入ったら、バカなりに書き方を考えたというか、バカならではのギャラクシーな言語感覚なのか、かえって身も蓋もない書き方してて笑ったな。
その、なんだ、ヨモギ蒸しマッシーンの椅子の部分に穴が開いててさ。座るとそっからオケツがプリっと出るようになってるんだよ。で、ヨモギ蒸しする人が着る服(手術着みたいやつ)のお股も穴が開いてて。
おバカ美容アカウント様が言うには、その穴を通してお股の毛穴からも美容成分を吸収出来るって寸法だそうで。
そんな仕組みだったの!?
もう美容サロンアカウントの、ヨモギ蒸し体験談やお客様の感想をつづったストーリーズ、まっすぐ見れねえよ…。
お股の毛穴て。
そんならオトコの方がよっぽど有りそうじゃねえか、皮膚の面積からして。こっちはフクロもあるんだし……。
とか思ったけど、まあそういうことを言うとまた清く正しくナマっ白い大学生や新卒社会人の皆さんに怒られたり蔑まれたりするんだろうなと思って。ここに書きに来た。
ヒナプロジェクトやアルファポリスや角川書店の新入社員で、ブンガクへの希望を胸に晴れて小説投稿サイトの管理運営を任されて最初に見ちゃった記事がコレじゃないことを祈るばかりだ。
これでこの記事が小説家になろう、アルファポリス、カクヨムにそれぞれ載せられていることがわかった。
ノベルアッププラス?
あそこは「ああ、オレのはダメだけどアッチのもっとあからさまでくだらなくて狙いまくってる、ちょっぴりエッチでお色気イヤーンなタイトルのラノベ様はOKなのか。人気あるのね」と思っちゃってから、あの眼鏡っ娘のセンスをモノ寂しく感じて疎遠になってるんだよな。向こうが正しいと思うけど。
そういうわけでヨモギ蒸し。未経験で終わりそうである。
でもオトコのヨモギ蒸しがあってもいいよな。もうちょいヨモギマシマシでメンソールちょい足しの、なんかサーファーか工事現場のお兄さんみたいなイイにおいする蒸気(なんで工事現場にいるお兄さんってみんなイイ匂いするんだろうな。柔軟剤?)とか吸わせてくれよ。
お股の毛穴から(世界の車窓から、みてえに言うな)