デキるおじさん Part4
私は気づいた
私ははなさんに一目惚れしていたのだ
私はははと笑った
私ははははなんと偉大なのだろうと思った
私ははなさんはなさんはなさんと頭の中で繰り返した
私ははとなの文字が意外に似ていることに初めて気づいた
私はしかしそれらが単独で並んでいると大して似ていないことをも初めて知った
私はわかっているそれらははなさんという言葉の並びになった時に初めて似るものだと
私の頭の中ではとながははとなりはなさんはははさんとなり私を母性で包み込むのだ
私は毒を飲まされて苦しみながらこれほどのことを思った
私はまるで恋する芋虫だ
私はまるでエア・サプライのほぼすべて『I Know』で始まるあの懐かしのヒット曲を歌うヒッチコックだ
私はいつから彼女に対してこんな気持ちになったのだろう
カフェで初めて会った時からだろうか
それともあの看板を見た時からだろうか
私ははなさんのためにデキるおじさんになりたい
私ははなさんのためにデキるおじさんになりたい
私ははなさんのためにデキるおじさんになりたい
私ははなさんのためにデキるおじさんになりたい
そう思った
「そう思ったんだねー」みつりちゃんが私の頭の中を読み取り、上の文章をすべて言った。
なんて5歳児だ。テレパシーまで使う。




