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追放された万能魔法剣士は、皇女殿下の師匠となる漫画4巻が2025/1/15から発売中  作者: 軽井広@北欧美少女2&キミの理想のメイドになる!
第八章

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コミック②巻発売記念SS

「ねえ、ソロン? マッサージして」


「ま、マッサージですか?」


「駄目?」


 フィリアにねだられて、俺は困惑する。

 同じ部屋に寝起きしているのはまだしも、皇女のフィリアの肌に触れるなんて問題な気がする。


 俺がそう言うと、横にいた幼馴染のソフィアも顔を赤くしてこくこくとうなずく。ちなみにクラリスはお仕事で席を外している。


「ふぃ、フィリア殿下にソロンくんがマッサージするなんてハレンチなのは、絶対に駄目です!」


「なら、ソフィアさんもしてもらうならどう? ソフィアさんもソロンくんにマッサージしてほしくない?


「それはしてもらいたいですけど……」


 言ってから、ソフィアははっとした顔をする。年上なのにフィリアにあっさり誘導されている……。


 ソフィアは顔を赤くしてうろたえた後、意を決したようにベッドにうつぶせに寝そべった。

 白い聖女の修道服からちらりと白い太ももが見え、俺は動揺する。金色の流れるような髪も乱れている。


「そ、ソフィア……?」


「どうせわたしが止めてもフィリア殿下にマッサージするだろうから、なら先にわたしにしてほしいな……」


「え、えっと……」


「してくれないと許さない!」


 俺は仕方なくベッドの上に上り、ソフィアの背中に手を置く。

 ソフィアは「あっ……」と小さく声を上げる。


「そ、ソロンくんの手……大きい……」


「そうかな」


「そうだよ……あっ」


 俺が少し手に力を入れると、ソフィアはリラックスしたように俺に身を任せる。


「気持ちいい……」


 ソフィアが甘えるような声でつぶやき、俺はどきりとする。

 ちらりとフィリアを見ると、フィリアは頬を膨らませて、青い瞳で俺たちを睨んでいた。


「ハレンチなのはソフィアさんじゃないかな……」


「は、ハレンチなんかじゃないです! そ、ソロンくんは幼馴染で……やましい気持ちなんてありませんから! ひゃっ」


 俺の手がソフィアの足に伸びると、ソフィアはくすぐったそうに身をよじった。フィリアは肩をすくめ、「次はわたしの番なんだからね……」とつぶやいていた。

コミック②巻発売です! フィリアやソフィアたちが動く! 可愛い! のでぜひ買ってください。


SSも面白い、続きが気になる、フィリアたちが可愛い!と思っていただけましたら


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・↓の☆☆☆☆☆評価


で応援いただければ嬉しいです! 続きを書くモチベーションになります!


また、新作を投稿しています!


タイトル:清楚完璧な美人のエリート警察官僚上司が、家では俺を大好きな甘デレ幼馴染だった


よろしくです!

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