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天の川がつなぐ約束  作者: 黒木香乃
8/9

ホテルにて

暖かい目でご覧ください


水族館を出た私たちは、他に色々と観光をして、ホテルに向かった。観光地ではイロイロあったため、非常に疲れた。


イロイロの内容が知りたい?


じゃあ教えてあげよう。


まず、イルカショーを見た時結構前に座っていたから、みんな揃って濡れる。

服が濡れる。外は暖かいといっても、濡れてたら風邪とかひいたら大変だし、とのことで、水族館の見学もそこそこに近くの服屋に移動。


適当に選んでさっさと観光しようと思ってたら、はい、服屋の定員さんにみんな揃ってドナドナ。みんなで仲良くお人形さんになりました。


でもって、服のスペシャリストが選んだものです。

あの王子様達のきらきらが三割増し、いやもっとだったかも。いく先々で視線、視線、視線‼


いや、中川さんと永瀬さんも凄く目立ってました。by佐川&西住&有馬


で、案の定、チャラいのに絡まれる。

ほら、よく漫画とかであるやつ。ちょっとおねーさんたちとかそこのおにーさんとか。おとこの人がわたしの腕をつかんで連れてかれそうになったり。

ちなみにチャラいのは佐川&有馬が片付けました。


ここで佐川君が先生に連絡。場所を聞き出して、合流。合流したのが、若いイケメン先生だったのは天のイタズラだろうか。また騒がしく、と身構えていたらすんなりと観光地を回れました。なんでだろうね?って聞いたら穴場とかすいてる時間帯につれていってくれていたみたい。


そして、無事?にホテル到着。

今ここね。


夕食を班ごとでとるため、私たちはホテルのレストランに向かった。


が、なかなかご飯は食べれなかった。


「何かあったら連絡するようにといったはずですが。」


「明日は全体で移動といってもイロイロなところを回ります。制服は乾かしておいて、後、班ごとでの行動が基本だからまた中西先生に引率してもらってね。」


中西先生とは今日途中で合流したイケメン先生だ。

フットワークが軽く、あしらうのが上手なため選ばれたのだろうか。大変だな、と他人事のように思った。


結局小言が長くて夕食を口にしたのはしばらくたってからだった。


「なんか凄い疲れた。」


「同意。」

レストランにはキラキラと光るシャンデリアがあってとてもきれいだった。

もちろん、ご飯もおいしかった。


部屋への帰り道ふと、窓を見ると天の川が広がっていた。思わず息をのみ、「きれい…」と呟くと、「ほんとだね」と返ってきた。ビックリして声の主を見ると、佐川君が私を見下ろしてニコニコしていた。そして、私に


「明日の天体観測楽しみだね。」


と言った。

私は、


「そうだね。」


と同意した。


佐川君は目を見開いた後、私に向かって


「一緒に見ようね、星。」


と言って有馬くん達の元へ去っていった。

最後までありがとうございました。

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