3話
〜家〜
「ただいまー」
「んっ? 早いなぁお前ら」
「? ら?」
「あっ、いっくんおかえりー」
イツキは見たの嬉しそうなサブローだ
「さぶ? なんでいんだよ、遊びじゃないのかよ?」
「聞いてくれよイチ。こいつ」
「あーっ! あーーっ!!! なんで言おうとするの!? 言わないでよ!」
「......メンドクセーなー。上、あがるぞ」
「うぃー」
「ちょっ! 待ってよー!」
そのまま上がっていく3人
「......。あいつら、仲いいよな」
「ええ。でも、あの子達しっかりしすぎじゃない? エルとレイナが3歳の時はあんなに」
「いいじゃないか、俺達の子なんだから」
「そう、ね」
▼▼▼▼
「いっくん! なんと、なんと!! 僕っ!」
「ち〇この皮でも剥けたか?」
「......。いっくん、この世界に来てから下ネタ多くなったよね......。違う! そんなこと言いたいわけじゃないよっ!」
「じゃあもったいぶらずにはよ言えや」
「はぁ、僕、賢者になったんだ!」
「俺もだよ」
「.........?? い、今なんて言った?」
「イチも賢者になったって」
「えええぇぇーー!? うそぉ!? えっ! ほんと!?」
「ああ、見てみろよコレ」
イツキはステータスウィンドウをさらす
「.........。元最年少賢者?」
「元?」
「うん、元って書いてあるよ?」
ステータスウィンドウとは個人の能力値を表したものである。自分が許可すれば、他人でもステータスウィンドウを見ることが出来る
name イツキ 男 Lv.1
str 12
vit 8
dex 50
agi 20
int 40
mag 300
スキル
・魔力操作 ・無属性魔法 ・治癒魔法
ユニーク
・テレパシー ・念動魔法
称号
・元最年少賢者
「.........ホントだ、じゃあ。......、俺とお前は同時のタイミングで魔法を開発したってわけか?」
「そう、なるね。いやぁ、奇跡ってやつだね」
「何作ったんだよ」
「いっくんこそ何作ったの?」
「ガラケー」
「ガラケーッ!? なんでそれで賢者になれるんだよ!? ......まてよ、技術的にも賢者が適用されるのか? だったら十分に条件を満たしている。何世紀あとの技術だよ......」
「ルビだからね? ホントは高速演算」
「ルビかよ! 高速演算、脳の処理を早くするってこと?」
「おう、半年前くらいに倒れただろ? アレの劣化版だよ」
「あー、あったねそんなこと。僕のはアイテムボックスだよ」
「へー、アイテムボックスかー。......天才か?」
「でしょ!? ピンと来たんだよね! まずは次元魔法で異空間を作り出して、固定化。そこを基点に入り口の作成。構造的に生き物も入るんだけど、内部から壊されるかもしれないから基本的には僕達3人しか入れない」
「壊れやすいってことか。なら重いものも入らないのか?」
「そうだね、全体的には2000リットルの水で壊れた。点では300キロで壊れると思うよ」
「使えねーな」
「はぁ!? まだまだ改良の余地があるだけだから! 僕の魔力も上がれば耐久性も比例するはず!」
「はぁ、じゃあそこでの時間経過は?」
「ふっふっふ、よくぞ」
「無いのか」
「最後まで聞いて! なんで断言できるの!?」
「そんな脆いのになんで賢者になれたのかなって思ったら、時間経過ぐらいしか思いつかなかったからな」
「......察しのいい子は嫌いです」
「大変申し訳ありませんでした」
「なんで敬語なんだよ......」
「......で、魔法の話終わった? 全くわからないからなぁ。オレ」
「脳筋だからな」
「イチうっせ、武闘派と言ってくれ」
「武闘派にもわかるように言うと、俺は戦闘力が上がって、サブローは制限付きのアイテムボックスを手に入れたってことだよ」
「なんだよ、簡単じゃん」
「そう、簡単だよ。コレで準備が出来たよ」
「準備?」
「分かんないか? 俺達がいなくなる準備だよ」




