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第九話 スキルとったどー! 後編

今回は説明回となります。

ちょっとくどいかな? とも思いましたが、ここでやっとかないとほかにやる場所が思いつかなかったもので。


少々長くなってしまったので前後編に分けました。

そのため、今週は二話同時更新となります。

こちらは後編となりますので、ブックマークよりお越しの方はご注意ください。


それでは説明回その2、始まります。

 お次はユニークスキルの新規九種。


 こちらは魔術系統とそれを補助するスキルを中心にチョイスした。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:結界魔術

区分:ユニーク(アクティブ)

取得条件:ギフト

     又は

     魔力操作Lv9、系統外魔術Lv7


概要:使用者が許可した者以外の侵入を防ぐことが

   出来る結界を作り出す魔術

   スキルレベル高くなればなるほど、強固で広

   範囲の結界を張れる

   発動時、強度及び範囲に応じた数量の『結界

   石』が必要


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:空間魔術

区分:ユニーク(アクティブ)

取得条件:ギフト


概要:一度認識した空間に対して、自在に干渉する

   ことが出来る魔術


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 【結界魔術】は意思疎通の出来ない野生動物や魔物、そして盗賊対策用だ。


 やっぱり野営時は当然のこと、それ以外でも安心して休息出来る場所をいつでも確保したい。


 それを考えたとき、使用するレベルによって範囲や対物理、対魔術といった違いはあるものの、この魔術ほど有効なものは無いと思う。


 この【結界魔術】は発動時にMPと共に結界石という触媒が必要になるのだが、それを差し引いてもかなり強力な魔術である。


 スキルレベル10且つ大量の結界石を使用すれば、広範囲において絶対安全領域が作れる! ……はず。


 問題は結界石がどこにあるのか、入手性はどうなのか。


 テキストからすると、結界石は恐らく消耗品と思われるので、入手性が悪かったり、余りにも高価であると、この魔術は死にスキルとなってしまうので、出来ればその辺に転がってると嬉しいんだけど……。


 また結界強度についても、どれくらいの攻撃なら防げるのかを後々検証しておこうと思っている。


 そして【空間魔術】だが、これは僕の行動指針から世界中を巡ることになると思われるので、移動手段としての意味合いが大きい。


 この魔術は目視出来る場所へ瞬時に移動出来る【ショートジャンプ】、ホームまたは仮拠点として登録した地に即座に戻れる【リターン】や【ゲートポータル】なんかは特に使用頻度が高くなるだろう。


 地球に戻る手段を探し当てるにはあっちこっちいったりとする事になると思われるので、移動時間短縮の一助になると期待している。


 続いて魔術スキルで重要な、詠唱に対して補助となるスキルについて。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:無詠唱

区分:ユニーク(パッシブ)

取得条件:ギフト

     又は

     詠唱短縮Lv10


概要:詠唱することなく魔術の発動が可能

   但し、発動した魔術は威力が減衰する


Lv1:威力減衰率50%

Lv2:威力減衰率45%

Lv3:威力減衰率40%

Lv4:威力減衰率35%

Lv5:威力減衰率30%

Lv6:威力減衰率25%

Lv7:威力減衰率20%

Lv8:威力減衰率15%

Lv9:威力減衰率10%

Lv10:威力減衰0%


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:連続詠唱

区分:ユニーク(パッシブ)

取得条件:ギフト

     又は

     詠唱短縮Lv7


概要:魔術発動後の待機時間を短縮して、連続した

   魔術の詠唱を行使出来る


Lv1:待機時間-10%

Lv2:待機時間-20%

Lv3:待機時間-30%

Lv4:待機時間-40%

Lv5:待機時間-50%

Lv6:待機時間-60%

Lv7:待機時間-70%

Lv8:待機時間-80%

Lv9:待機時間-90%

Lv10:待機時間-100%


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:多重詠唱

区分:ユニーク(パッシブ)

取得条件:ギフト

     又は

     無詠唱Lv5、連続詠唱Lv7


概要:複数の魔術を同時に発動することが出来る

   同時に展開出来る数はスキルレベル+1


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 そもそも魔術というものを発動させる際には、発動させたいスキルレベルや威力、範囲に応じて一から十節ほどの呪文を詠唱する必要がある。


 一回試してみたが、この詠唱という作業は一節だけであっても、恐ろしい程の集中力が必要とされた。


 これを平時ならともかく、魔物や人に襲われた極度の緊張状態で行使するのは非常に難易度が高い。


 それゆえに魔術を使う者を守る前衛が必要になるのだが、僕は殆どソロ状態なので、詠唱の必要なく魔術が繰り出せるようになる【無詠唱】スキルは渡りに船といえた。


 最大の懸念点である詠唱無しによる魔術威力の減衰もスキルレベル10にすればなくなるので、【ポイントコンバーター】様々だ。


 そして魔術は一度放つと待機時間(クールタイム)という一定時間――体感でおよそ十秒間――の間、魔術的行動が一切出来ない、完全な無防備状態がある。


 これは戦闘において最大火力とされる魔術士にとってはかなり致命的な弱点と言えるだろう。


 だが、この致命的とも言える弱点を克服することが出来るスキルが、この【連続詠唱】というスキルだ。


 このスキルはレベル10にもなれば待機時間(クールタイム)を無くして、即座に次の魔術を発動することが出来る。


 【無詠唱】とのコンボでまるでマシンガンの如く、MPが続く限り延々と切れ目無しに魔術をぶっ放し続けられるだろう。


 最後に【多重詠唱】。


 これは詠唱と名は付いているが、実際に複数の呪文を同時に詠唱するわけではない。


 いや、人間の声帯は一つなわけだし、一人で同時に幾つもの異なる呪文が発声出来たら普通に怖いわ。


 ということで、このスキルは取得条件にもある通り【無詠唱】とのコンボが前提になるわけだが、それだけに効果も中々に強力である。


 スキルレベルが1であっても二つの魔術が同時使用出来るので、右手でベ○ラマ、左手でキ○リーを使っていたマ○リフ師匠ごっこも可能だ。


 僕の場合はスキルレベルを最大の5まで上げてあるので、最大六つまで魔術を同時に使用出来る。


 これを【無詠唱】と【連続詠唱】との三連コンボに繋げることで魔術の即時大量展開が可能となる。


 まあそれをやっちゃうと、盛大な環境破壊になってしまうので、あくまで理論上可能な切り札として扱うのが良さそうだ。


 お次の二つは戦闘において防御の主軸となるスキル。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:七大属性耐性

区分:ユニーク(パッシブ)

取得条件:ギフト

     又は

     各属性耐性Lv7


概要:七大属性全てに対して耐性を得る


Lv1:七大属性全てに対して7%軽減

Lv2:七大属性全てに対して14%軽減

Lv3:七大属性全てに対して21%軽減

Lv4:七大属性全てに対して28%軽減

Lv5:七大属性全てに対して35%軽減

Lv6:七大属性全てに対して42%軽減

Lv7:七大属性全てに対して49%軽減

Lv8:七大属性全てに対して56%軽減

Lv9:七大属性全てに対して63%軽減

Lv10:七大属性全てに対して70%軽減


   スキルレベル10のとき、追加で無属性耐性

   獲得


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:生命力強化

区分:ユニーク(パッシブ)

取得条件:ギフト

     又は

     肉体強化Lv8、生命維持Lv5


概要:HP及び体力の元々の数値に対して

   スキルレベル×3%

   の補正値を付加


   スキルレベル10のとき、確率で即死判定を

   無効化する


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 この二つのスキルはスキルレベル10にしたときの特典目当てで獲得したといっても過言ではない。


 【七大属性耐性】の特典である無属性耐性。


 これは【系統外魔術】のような属性を持たない純粋な魔力での魔術だけでなく、属性が乗っていない物理攻撃も無属性の対象に入っているのだ。


 この特典を、【強化魔術】や【系統外魔術】による魔力の障壁と併用すれば、物理攻撃ですらほぼ無効化出来る。


 欲を言えば『耐性』では無く『無効』が欲しかったのだが、そんな都合のいいものは無かったのが現実だった。


 そして【生命力強化】の特典である即死判定無効化。


 この世界は地球とは異なる理で形成されている異世界なのだ。


 レベルを上げ、多数のスキルを獲得していても、問答無用で即死に至らせるスキルや魔術があってもおかしくない。


 そういった理不尽に抗うためにも、確率であっても即死を無効化させられるこのスキルは万金に値する。


 それに加えて、この世界で生きていくための重要なファクターである、命の強度を示す『HP』や肉体的防御力に直結するステータスの『体力』が増加することも、大きな利点だ。


 そして生産補助系のユニークスキル。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:薬効増加

区分:ユニーク(パッシブ)

取得条件:ギフト

     又は

     調薬Lv8、薬の知識Lv8


概要:薬草類を使用して作成したアイテムの効果を

   スキルレベル×10%

   増加させる


   スキルレベル10のとき、追加で+100%

   増加


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 この【薬効増加】は文字通り作成した薬の効果を高めるスキルだ。


 ユニークスキルにしてはピンポイントでちょっと微妙な効果かな、と思ったが、このスキルの真価はスキルレベルを10にしたときに発揮される。


 このスキルの効果はスキルレベル×10%なので最大100%、そしてスキルレベル10の特典で更に100%追加、合計200%もプラスされる。


 ここにHPを50回復させるポーションがあったとしよう。


 これを僕が【錬成】スキルで同じものを作った場合、HPを150も回復出来るポーションとなる。


 ということは、僕が作ったポーション一本あれば、ベースレベルが10くらいの村人ならば瀕死状態からも一発で回復することが出来る代物だ。


 これは売れる。間違いなく売れるでしょう。


 そして巨万の富を築きあげるのです!


 ごほん。気を取り直して、次いってみよ!


 最後のユニークスキル。


 このスキルは本当に最後の最後まで獲得するかどうか迷った。


 今まで獲得してきたスキルはどちらかというと『たとえ無様な逃げを打ってでも、この世界で生存する』という目的に重きを置いて獲得してきた。


 当然、それらのスキルでも攻撃に転じることは出来るが、それはあくまでも次に繋げる選択肢を増やすために過ぎない。


 だけどこれだけは違う。


 このスキルは格上の相手に対して、他のどのスキルを駆使しても、逃げられず、致命打も当てられない場合、隙を付いたこの一撃で相手を確実に屠るためのスキルである。


 だけど僕としては、そんな日が来ることは無いよう、切に願うばかりだ。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:ヴォーパルストライク

区分:ユニーク(アクティブ)

取得条件:ギフト

     又は

     武術系スキルいずれか一つLv8、生命

     力操作Lv8、狂化Lv8


概要:全ての生命力を攻撃力に転換して強制無属性

   の強力無比な一撃を繰り出す


   一つの対象に、

   (物理Atk×スキルレベル×100%)+

   (現在HP×スキルレベル×700%)

   のダメージを与える

   スキル使用後、使用者のHPは1となる


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 そのスキルは当たりさえすれば、文字通り致命的な一撃(ヴォーパルストライク)となるだろう。


 そう相手にとっても、僕にとっても。


 それゆえに必ず命中させなければ、コストを支払った僕だけが致命傷を受ける事になる。


 その事態だけは絶対に回避しなくてはならないため、様々な手を駆使して入念な準備を整える必要があるので、本当に終の切り札と言えるだろう。


 そして最後にエクストラスキル。


 先ず始めに、今回僕が獲得したエクストラスキルは殆どが特殊系に分類されるものとなる。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:鑑定偽装

区分:エクストラ(パッシブ)

取得条件:ギフト

     又は

     アイテム鑑定Lv8、ステータス鑑定L

     v8、スキル鑑定Lv8、偽装Lv8


概要:鑑定系スキルの対象にされたとき、事前に設

   定した偽りの鑑定結果を表示する

   但し、万象鑑定及び真実の眼、看破Lv10

   に対しては効果を発揮しない


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 グリンさんのステータスを見た今となっては少々自信は無いが、流石にスキルの獲得数がちょっと多いかなとは思う。


 鑑定スキルを持っている人がどれくらいいるかわからないが、ここは相当数いる前提で考えると、目立たないようにするには何かしらの偽装が必要な事は僕でも解る。


 そこで、このスキルは非常に都合がいい。


 このスキルは文字どおり、他人に『鑑定』系スキルの対象にされたとき、偽装したステータスを見せるスキルだ。


 この偽装はエクストラスキルである【万象鑑定】や【真実の眼】を持っているか、【看破】スキルがレベルが10にまで達していれば見抜けるが、これらを所有している人がそれほどいるとは思えないので、ひとまずは安心してもいいだろう。


 続いて異世界転移のお約束的なスキル。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:アイテムインベントリ

区分:エクストラ(パッシブ)

取得条件:ギフト


概要:9999種(1種類につき9999個)のア

   イテムを異次元に保管することが出来る

   体積及び質量の制限は無い

   保管したアイテムに対する時間経過は無い

   生命活動をしている物体は保管不可


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 これは待ってましたと言わんばかりに、目にしたその瞬間に獲得が決定。


 スキルオーブの中には下位互換となる【アイテムボックス】や【アイテムストレージ】等があったが、ここはやっぱり最上位のものを選ぶことにした。


 説明文にも書かれている、収納した物の時間経過が無いことも決め手の一つだった。


 また収納量について、体積や面積の制限は無いようなので、目下問題となっている干し薬草の束も問題なく収納出来るであろう。


 だが9999のスロットと、1スロット9999個という制限があるので、細かいものは纏めるなどの工夫が後々必要となるかもしれない。


 そして次の二つも、目についた瞬間に獲得が決定したスキルだ。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:環境適応

区分:エクストラ(パッシブ)

取得条件:ギフト


概要:ありとあらゆる環境下において、自身の肉体

   を即座に快適状況にまで適応させる


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:状態異常無効

区分:エクストラ(パッシブ)

取得条件:ギフト


概要:猛毒、石化、魅了、麻痺、暗闇、恐慌、萎縮

   、気絶、混乱、幻惑、恐怖、腐食、衰弱に対

   する効果を無効化する


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 【環境適応】スキルとは寒さや暑さといったあらゆる環境に対して身体を最適化するスキルだ。


 とはいえ、果たしてこのスキルが不衛生な環境下において、どれほどの効果を発揮してくれるのか。


 ルーベリア皇国の大通りの街並みは一見した限り、中世のヨーロッパに酷似していた。


 馬車の中から見た限りではそれほど不衛生では無いように見受けられたが、裏路地ではどうなっているか知れたものではない。


 中世のヨーロッパではトイレという概念は無く糞尿はその辺に垂れ流し、ゴミも散らかっていたと歴史の授業で習った。


 街並みや風習が似ているのであれば、衛生環境は現代日本とは比べ物にならないくらいに悪いはずだ。


 ポーションやら魔術があるこの世界で、医療技術のレベルはあまり期待出来ないだろう。


 だが、病気になったら諦めろ、ではとてもじゃないが受け入れらるわけがない。


 しかし、この【環境適応】スキルの効果が遺憾無く発揮されれば、そんな不衛生な環境下でも、気分は良くないが、病気に掛からないでいられるだろう。


 僕の仮定に対して、思いのほか医療技術が発展している可能性も無きにしも非ずではあるが、それでもこのスキルを獲得しないという判断にはなれなかった。


 そして【状態異常無効】のスキルは毒、麻痺、石化、恐慌といったヤバイ状態異常を全て自動的に無効化してくれる。


 何でもかんでも決め付けるのは良くないとは思いつつも、この世界は僕が今まで生きてきた世界に比べて、非常に殺意が高いのは確かだ。


 であれば、ありとあらゆる手を使ってでも自己防衛に走るべきだと、僕の直感が叫んでいた。


 これは『耐性』では無く『無効』が見つかって安堵しつつ狂喜したのは内緒だ。


 あ、因みに余談ではあるが、【状態異常耐性】は取得条件を満たせば、ユニークスキルの方で獲得出来るようである。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:取得経験値倍加

区分:エクストラ(パッシブ)

取得条件:ギフト


概要:取得するベース経験値、ジョブ経験値及びス

   キル熟練度を通常の二倍にする


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 このスキルはその名の通り取得する経験値を二倍にしてくれる。


 とは言っても、僕は【ポイントコンバーター】の作用もあり、二倍になるのはベース経験値だけなんだよね。


 ジョブ経験値もスキル熟練度も-100%で取得経験値はゼロ。


 ゼロに何倍掛けてもゼロにしかならない。


 ただ【ポイントコンバーター】の効果も合わせると、最終的に入って来るベース経験値は八倍になるので、普通では考えられない成長の仕方が出来るのではなかろうか。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:限界突破

区分:エクストラ(パッシブ)

取得条件:ギフト


概要:ベースレベルの上限を、250から999に

   する


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 このスキルは、これはベースレベルの上限を無くすスキルとの事。


 通常のベースレベルの上限は250みたいだけど、鍛えに鍛えた騎士団長でもレベル200に届いてないらしいのに、そこまで到達するような人はいるのか? と疑問に思うが、幸い僕は【ポイントコンバーター】や【取得経験値倍加】のおかげで取得出来る経験値は、普通の人より格段に多いので、楽々とはいかないだろうが、上限突破の可能性は大いに期待出来る。


 それゆえ、あって損のないスキルであると判断した。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:天運

区分:エクストラ(パッシブ)

取得条件:ギフト


概要:他のスキルにおいて、確率で発動する効果の

   発動率を100%にする


   通常行動に対しても運勢を大幅に上昇させる


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 これで勝つる。


 いや、何に勝つんだって言われても困るけど、今回僕が獲得したスキル群の中にもいくつか確率で発動する効果があるので、それらが必ず発動するのであれば、これほど心強いことはない。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


名称:真偽判定

区分:エクストラ(パッシブ)

取得条件:ギフト


概要:他者の言に対して、真実の部分と虚偽の部分

   を見分けることが出来る


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 これはまた地球にあったら随分と波紋を呼びそうなスキルだなぁ、というのがをこのスキルを目にした第一印象だった。


 とはいえ、帰還方法に対する様々な情報を精査することになるであろう僕には、この上なく有効なスキルであるので、獲得に躊躇はしなかった。


 そしてここで、この世界でのスキルとそのレベルについて補足をいくつか。


 この世界ではスキルのレベルを上げようとするとかなり大変みたいだ。


 例えば【両手剣術】等の武術系統スキルのレベルを上げようとする場合、実戦を経験するか、一時間ほどその武器を使った稽古や訓練をすることで1ポイントの熟練経験値を入手することが出来る。


 武術系統スキルのレベルを1から2に上げるために必要な熟練経験値は4000ポイント。


 なので、単純計算で四千時間の稽古をしなくてはならない。


 朝から晩まで一日十二時間稽古したとしても、凡そ三百三十三日。


 もちろん稽古だけではなく実戦――実戦の方は一時間単位での熟練経験値では無く数分でも3~5ポイントほどの熟練経験値が入手出来る――を経験することもあるから、実際にはそれほど時間はかからない。


 だが、スキルを獲得してから一年近く稽古を続け実践の只中に居なければ、スキルレベルは上がらない。


 更に上を目指す場合、スキルレベルを2から3に上げようとするだろう。


 だがその場合は、スキルのレベルを1から2に上げるとき以上の熟練経験値が必要となるので、更に時間が掛かることになる。


 また、魔術系統のスキルレベルを上げようとする場合はもっと厳しい。


 武術系統スキルと同じ仕組みであれば、魔術系のスキルは魔術を一回使うことで熟練経験値が1ポイント入手出来る仕組みとなるはずである。


 だが、魔術系スキルの熟練経験値入手にはちょっと落とし穴的な要素が加わるのだ。


 例えば火系統の中位魔術である【火霊魔術】のスキルレベル2の人がレベル3に上げようとする。


 それには当然魔術を何度も何度もレベルが上がるまで使い続ける必要がある。


 ここで誰もが考えるであろう。


 少量のMPを込めた魔術を何十、何百、何千と放てば速攻でスキルレベルを上げられる、と。


 ところがどっこい、少ないMPを込めた魔術では、スキルレベル1から2ならばともかく、3に上げようとした場合、それでは熟練経験値は入って来ない仕組みとなっているのだ。


 スキルレベルを3に上げたければ、相応のMPを込めた魔術を放たないと熟練経験値が入手出来ない。


 そのため、どうしても時間辺りの使用回数は少なくなってしまう。


 そして魔術は通常、剣や弓などの物流攻撃手段などより威力が高いので、いざというときのためにある程度はMPを残しておく必要があるので、そうポンポンとは使えない。


 加えて、魔術スキルの検証をしていてわかったことだが、魔力即ちMPは時間と共に回復するのだが、リラックスした状態で一時間に五%ほどしか回復しない。


 つまり、MPが枯渇した状態では一晩八時間寝たところで全回復はしないので、尚更MP管理という面で他のスキルに対して上がりにくいのだ。


 それを僕は【ポイントコンバーター】の格納EXPをスキルの熟練経験値に割り振るだけでレベル上げが出来るので、どれだけ【ポイントコンバーター】がぶっ飛んだ効果を持っているのかがわかるというものだ。


 と、大まかに纏めてみたけど、こうして見るとまあチートと言われても仕方がないステータス、スキル画面になってしまった。


 でも、右も左もわからない異世界、さらに言えば既に死と隣り合わせの経験もしている僕としては過剰と言われようが自衛の手段はいくらあってもいいと考えている。


 当然、俺THUEEEEするつもりは無いし、危険なことも極力しない予定だけど、これだけしておけば生きていく分にはなんとかなるだろう。


 欲を言えば回復系の魔術が欲しかったけど、回復魔術のスキルを宿したスキルオーブが何故か一つも無かったので、こればかりは仕方無い。


 必要に応じてこれらのスキルを駆使しつつ、根性で乗り越えて行くしかないだろう。


 ふぅ、と一息つくと既に辺りは夕暮れ時、太陽が沈んでいく行くところだった。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

誤字・脱字・矛盾点・説明不足・わかりにくい表現等のご指摘いただければ幸いでございます。

ただ、作者ガラスのハートでございますれば、柔らかい表現でお願いいたします。


17.11.18 誤字脱字修正

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