第六話 死者の軍勢
以前、あの声によると邪霊魔法は死者の軍勢で襲わせたりた誰かを別の体に憑依させ復活させる魔法という話だった
憑依させることに関しては良く分からないが死者の軍勢は恐らく召喚魔法のような類いだろう
「こんな感じだったはずだよな」
『はい、大体合っています、ですが邪霊魔法は召喚魔法と違いサモンの後に名前により呼び出すのではなく、邪霊魔法発動と言いどんな者が出るかはランダムです』
なるほど、召喚魔法のように召喚する相手を選べないのか、そこは少し不安だが、まあ何とかなるだろう
「邪霊魔法発動!」
ドッカアアァァァァァン!!!!!
うお、急に地面が爆発した!
失敗か!?
『いいえ、成功です』
爆発の煙が晴れ地面が見えるようになるとそこに現れたのはまるで神話の世界にでもありそうな騎士の装備をしだ骸骨の軍勢だった
「「「「新しい王よ、我らが忠誠心お受け取り下さい!!!」」」」
「え、多っ!」
(ちょっと声くん、軍勢と言うからには多いことを知っていたけどいくらなんでも多くて1000人くらいだと思っていたのが軽く50000人はいるんだけど)
『呪文の効力は魔力に比例するので無限の魔力を使った結果かと』
なるほどな、だけど、どうすんだ!この数!
『何とかなるでしょう、適当に何か言って下さい』
何とかなるでしょうってそんなテキトーなこと言われても
「お前らの忠誠心は受け取ろう、では最初の命令だ、この森の魔物達を一掃しろ、ただし降伏するもの達が入れば手出しはするな」
「「「「了解しました!我が王よ!」」」」
『良い命令だと思います』
う~ん、これで良かったのかな?