モンバス 1(書き直し中)
※大変申し訳ありません。現在書き直し中となっております。
国民的ゲーム『モンバス』本日の布陣
先輩…ハンマー使い
ヒロカズ…弓使い
やよい…双剣使い
俺…片手剣+盾 (ボマー)
俺たちは砂の中を泳ぐ巨大竜と戦うべく、
船に乗って砂の大海原へと乗り出していた。
(先輩、見かけによらずハンマー使いなんだ…)
4DSの画面を食い入るように見ている先輩の横顔を見ながら
俺は船を運転していた。
先輩は巨大なハンマーを使い、船を追ってくる小型モンスターを
次々とぶち殺していく。
「ふふふ…わたしのハンマーが血で染まっていくわ…」
なんだか先輩から邪悪なオーラがあふれてきている気がする!
「そろそろ、巨大竜の巣だよ!」
やよいのアバターが指差す先に、
砂の大渦が俺たちを待ち構えていた。
ヒロカズが、爆薬のついた矢を放つ。
砂の大渦に着弾して爆発したその中から、巨大竜が顔をのぞかせた。
「今回の行動パターンは、
潜伏して俺たちを呼び込んでからの強襲ですね。
敵が出現するまでじっと待って、そこから一気に……」
「うるせー、そんなの知ってるよ」
ヒロカズが巨大竜の動きを読み、対処方法を話していると、
やよいがつっけんどんなリアクションをする。
その言葉に、ヒロカズがほほを染めてやよいを見つめた。
(目がウルウルしてる!
ヒロカズ、お前ってやつは……)
大渦が船を飲み込もうと勢いを増してきた。
俺は錨をおろすと、
大量の爆薬を用意し、巨大竜の出現に備える。
「私のハンマーに、打ち砕けないものなんてないわ!」
「え!?」
先輩が、まだ巨大竜が出てきていないのに、
砂の大渦に飛び込もうと船の外へと踊りだした。
「そんな、まだ早すぎる――!」




