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羊のうた。

フミキリ。

作者: シュレディンガーの羊


踏切の向こう側

君の面影が過ぎって消える

僕はまだここから

動けずにいるよ


悲鳴みたいな警告音

モノクロームの中を過ぎてく

赤の残像は

いつだって僕を見て笑う


点滅する光

星はどこに行くの

夜はただ一人に揺れる

君は星になったの?


僕だけ汽車から降ろされた

あの星々の祝福は

君にしか降り注がない

それが


誰かを照らせたらいいのに

君の声が踏切を渡る

僕と向き合う唇は

駆け抜ける汽車に舞い戻る


さよなら


君がカムパネルラなら

僕は一人取り残される

星空に包まれて

あの踏切は二度と渡れない

「銀河鉄道の夜」から「カムパネルラ」引用。

このお話、大好きです。

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― 新着の感想 ―
[一言] こんばんわ。宮沢けんじですよね。春と修羅が私は、好きですけどね。(^-^)/
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