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鬼狩りの魔法少女  作者: ひかるこうら
第1章 『水蛇の女王』
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間話 ある魔法少女の朝

 私の朝はまず髪をまとめることから始まる。

 それからコップに水を入れて二杯飲む。

 そしてランニングウェアに着替えてパトロールを兼ねてランニングに出かける。



 この街には鬼や谷が多い。様々な伝説が伝え残されていることから分かると通り、太古の昔からそういう者たちと関わってきている。

 だけど私はこの街で生まれ、この街で生きているから他の街を知らない。あくまで人から聞いた話だ。

 しかし、近頃の鬼はタチが悪い。見境もなく人を襲う。たとえ近くに彼らの仇と為す魔法少女がいても。

 しかも力を付けてきているため簡単に追い払えるとは言えない。

 一歩間違うとこちらの命まで取られる。

 用心しないといけない。



 それにしても今日も妖気が濃い。

 多分今日辺りに一匹鬼を見付けるだろう。

 見付けたら私の魔法で燃やしてやろう。

 特に近頃の鬼は人に害する存在でしかない。早めに対処しないと被害が出てしまう。

 だからこそ燃やして清めてしまおう。私のような人を作らないため。


 私の魔法『火炎処女(フレイムメイデン)』で。

 跡形も残さずに、消し去るために。



 そして私の一日は始まるのだった。


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