【ドラッグ・ホリック】カップリング論争
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
鏡花のお友達の話。弟視点でどうぞ。
あの人と兄ちゃんは仲が良かった。部屋に入り浸っていたし、兄ちゃんも其れを許していた。
そんな空間が、凄く嫌だった。居場所を取られたみたいだったから。俺達だけの部屋に女が入り浸って、其れを許容しているという空気が何よりも嫌いだった。
でも。長い時が流れるに連れて、あの人だけは許せる様になった。あの人と居る時の兄ちゃんは心做しか穏やかだったし、幸せそうだったから。
だからきっと、二人は付き合って、結婚するものだと思っていた。
「大きくなっても、此処に来てね。約束だよ」
そんな優しい夢が崩壊する音がした。
ある時、街を歩いていると、あの人を見掛けた。声を掛けようと思ったが、其れは叶わぬ事となる。あの人の隣に別の男が立っていたから、幸せなそうな笑顔だった。弾けんばかりの笑顔だった。絶対に兄ちゃんにさえ見せない様な笑顔だった。
その時確信した。あの人は兄ちゃんを捨てて、別の男とくっ付いたのだと。
そう言えば最近、あの人は家に来ていない。兄ちゃんも前まではそれなりに話題に出していたのに、今ではめっきり少なくなった。
――あの人、最近来てないね。
――あぁ……そうだな。まぁ、ちょっと油断した。
元気のない兄ちゃんの声。弾けるばかりのあの人の笑顔。今までの優しくて甘い夢が、どす黒いタールに染められる気がした。
嫉妬じゃない感情。信じていた人に裏切られた様な感情。其れが憎悪だと気がつくまで、随分と時間がかかった。
兄ちゃんの口からあの人の話題が出たのは、その出来事を見掛けてから、一年後だった。なんでもあの人がまた、この家に来るようになるらしい。
兄ちゃんは其れに対して嬉しそうな顔をしていたけれど、一度俺達を裏切った人を許す事が出来なかった。絶対に一言浴びせなくてはならないと思っていた。
「久しぶり。元気にしてた? 君のお兄ちゃんとは、まだ交流あったけど……」
「兄ちゃんの連絡先だけ残して、あと全部消せ」
「うん?」
もう二度と、此奴を他の男にやらない。絶対にこの女と兄ちゃんをくっ付ける。
言いたいことが沢山あります。
【プロットタイプ】楽しみにしてらっしゃる方、どれぐらいいらっしゃるかな。
私は突然、書いてた短篇止めて、新しいシリーズに以降するのも珍しくないので、ジャブ打っときます。
突然、変わります!!
マジ信じられねぇ!! と思いの方、感想欄開いたので、残して下さると、有難いです。
では本編の話でも。
別に鏡花の友人が悪いって訳ではないですよ。
だからこれ、叙述トリック。
第三者視点では、
鏡花の友人が『彼氏が出来たから、君とはちょっと疎遠になっちゃうかも』と彼に伝える。
気があっても、告白しなかったので、彼も其れを了承。
一年後、鏡花の友人が別れたことを知る。
で、また寄りを戻す為にお兄ちゃん奮闘。
って流れ。
『彼女に悪気とかない。彼に恋愛的好意とか持たれてるとか毛ほども思ってない』
ここ、重要ポイント。
『恋愛は向いてないなー。でも君はそう言う目で私を見たこと一度もないっしょ?』
ほらー、メンヘラホイホイ兼メンヘラ製造機。
あのね、この弟、私の生き写し。
漫画とか読んでて、良い感じのカップル二人が結ばれる『のではなく』、ぽっと出の第三者にトンビされるのがド地雷。
以下は例え話。
鏡花と瑠衣はくっ付いて、戯れていたら、(*ˊᵕˋ*)になりますが、なんか知らねーモブキャラが瑠衣とイチャついたら、その女潰します。
私に喧嘩を売ったという事です。絶対しばきます。
『誰だよ、その女』モードに入ります。
割とまとめサイト、反応集とかでありそうな話だったので書いてみました。
『この子は絶対、幼馴染が居て、その子にプロポーズする!! ぽっと出の金持ちなんかにやらねぇ!!』
こんな感じ。
解釈違いってやつ。
続かないでプロットタイプ書かないと。