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あらすじ
※第二部連載開始までしばらくお待ちください
ソフィアとリズベットは銀細工探しを終えて王都へ旅行にやってくる。美しい観光都市で手を繋ぎながら楽しい時間を過ごしているとき、ひとりの男が声を掛けた。「こんなところで何をやっている?」声の主はアゼル・コールドマン。リズベットの父親だ。
彼は突然リズベットの腕をつかんでひっぱり「帰るぞ、愚か者が。妹たちに迷惑を掛けて恥ずかしくないのか」と叱りつけて連れ戻そうとする。
だが、かつての自身と決別した彼女は強い意志で手を振り払い────。




