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第17話・主人公、ティナの暴挙

そんな下らないやり取りを、紙執事と繰り広げつつ、ヒーロー様に顔見されていると…


『バタン!!!』

『お客様!困ります!そちらは!!』

扉の大きな音と困った店員の声が聞こえた。

そして…


『こちらにいらっしゃったのですね!

ラルフ様!!』


そう叫んだのは…


『ティナ、どうしてここに…?

レイ嬢との話は知らないはず…』


そう、この世界が小説だった頃の主人公、ティナだった。

『ラルフ様はどこに行ったのかと訪問したからです!』

彼女はそう叫んだ。

わー修羅場だー、帰りたーい。

そう思いつつ紙執事を見ると、我関せずとばかりに壁と同化するぐらい下がっていた。

いやいつの間に。

ていうか羨ましっ。

そんなことをなんやかんやしているうちに、どうやら二人の会話は進んでいたらしく。


『だって、ラルフ様が構ってくれないから…!

最近いっつもレイ様と一緒にいてばっかで!』

『ティナ、落ち着いてくれ…これは二人の話なんだ』

おいこらてめぇが落ち着け。

私からしたらヒーロー様とする話なんてないし。

ていうかティナも叫ぶ程の権利とか根拠ないじゃないの。

何この不毛な争い。

なんで私、巻き込まれてるわけ?

え?え?は?そろそろキレそう。


『ラルフ様のばか!!

私の気持ちも知らないでそんな女と!!!』

『なんだと!?!?

レイ嬢をそんな女よばわりだと!?

いくらティナでもそれは許さないぞ!』


は?なんなのよ、なんなのよ!!

そんな女呼ばわり上等。

そんなのどうでもいい。

勝手に騒ぐのも結構。

でも、なんで私を巻き込むわけ?


そう思えば思うほど私は苛立ちが止まらなくなる。

壁に同化していた執事がやめろと視線で言っていた気もするが気にしない。

そんなことより私は…!

こんばんは

お久しぶりです、十六夜零です

そしてそれよりもお久しぶりのティナの登場です

忘れられては困る大切なキャラクターなので登場させてみたはいいものの、またレイが可哀想なことに(と言いつつ救う気はまるでない)

それはさておき、

この度はありがたいことに


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42pt

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という評価を頂きました

ありがとうございます

今後ともあくレイを宜しくお願い致します

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