星降る朝

ごく普通の女子高生、凜は、ひょんなことから異世界に迷い込んでしまう。そこは、人を呪う魔力を持つ人間である強者と、そうでない人間弱者とか生まれながらに区別され、弱者が強者に虐げられている呪われた世界だった。この呪いを解かなければ元の世界に帰れないことを知った凜は、呪いを解くため旅に出る。旅の途中で、強者の両親を持ちながらも何故か弱者として生まれてきた大国の王子、ディルと出会う。やがて二人は恋に落ちるが、ディルが背負う過酷な運命は、二人を引き離そうとする。だが、呪いを解く鍵は、実はディルの存在自体にあったのだった。果たして凜は、呪いを解くことができるのか。

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