【怪我の療養とハイエルフであります!】
ダークエルフの森にあるグルーディル村に来て16日が過ぎた、一応は立って
歩けるようになったが村の医者によるともう少し時間がかかるとの事
エルヴィーラと結婚予定だった奴が居るのは隣にあるヴォロドロス村だそうな
「ヘルマンさん、長期滞在してすいません…」
『いや、ダークエルフの森を救ってくれた勇者を完全回復するまで世話をする事は村として光栄な事だ!村民全てが総力をあげて協力するぞ』
「いや、そこまで気合いを入れなくていいですから」
『ショウ様、エルフ茶です、交代で夜もお世話をさせて下さいね…昨日も凄かったです、むふふふ』
「フレドリカさん!ヘルマンさんの目の前でそれを言うと」
『いや、おかげで睡眠時間が増えた…村長の仕事が忙しいのにフレドリカが寝かせてくれんから助かるわ』
『ショウ様、エルヴィーラが言っていたのが判りました、寝込みを襲って上から乗っても最低2回は意識が吹っ飛ぶから…超満足です』
「この一家は違った意味で凄すぎる、マクリミナス家を超えてるんじゃないか…エルフ茶うまいな」
フレドリカさんと契った時に人族でも役に立ちそうな【森林魔術】〔シードコーダー〕を受け渡したと聞かされる、これは種をDNA以下のゲノムレベルで掛け合わせてたり部分的に組み合わせたりして好きな植物に生成が出来るから
〔成育〕や〔結実〕の【森林魔術】と組み合わせれば柿と茄子と栗が一緒に成る木とか作れるわけです、この高度な森林魔術が使える人はエルフでも少ないんだそうです
『ショウ様、クリアクミ取ってきましたよー』
「おお、あの時にエルヴィーラから受け取ったやつか…やっぱり美味いなーこれをどうやったら栽培出来るのか」
『空気と水と土が違うと多分無理だと思うぞ、普通の植物になってしまう気がするな…それよりもショウ殿にはこれから私とハイエルフの所へ行ってもらうぞ』
『お父様!ハイエルフの所ですか?』
『あなた…人族が長期滞在でダークエルフの森に居ると判ったら!』
『いや、全責任は私が取る覚悟だ…移動は魔法陣が出るからそこに入ってくれるだけでいいぞ、ふんむ!』
出てきた魔法陣へ入ったら一気に転送された
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ここがハイエルフの居る空間か…周りが白いというか金に近い
小さい森と木があって街に近いぞ、あの中心にあるデカい城に行くと?
歩いている人がローマ時代の服を着た人族みたいに見えるが、みんな耳が長いわ
ダークエルフを含むエルフの森全部の中心にあって先祖というか一番偉いらしい
『ダークエルフの森グルーディル村のヘルマン久しぶりだな』
『久しぶりですコンドラートヴィチ監察官』
国王の謁見の間に居るのと同じアングルだなと思った
一段下にこっちが配置されているのはどこでも同じなんだ…
「…あのーコンドラートヴィチ監察官って何をやっている人なんですか?」
『…エルフの森とダークエルフの森を監視してトラブルがあったら対処する仕事だよ』
『で、ヘルマン…人族を連れて何の用だ?』
『この間、ダークエルフの森で魔法が使えないというトラブルを解決してくれたのがショウ様でして、何でも破壊神の地上代行だとか…今回は超空間転移でやってきましたが、それでショウ様が空間結界を普通に抜けられるようご配慮願いたく参上したわけです』
『あのトラブルの話は知っているし、よく解決したと思ってはいるが…とりあえず、その連れてきた人族のスキル全部を見てから決めよう、ハイエルフは全てが見えるから隠し事は出来ないぞ!』
石版を取り出して自分の方角へ向けたと思ったら光り出して何かが表示されたのだろう
同時に目を見開いて椅子から転げ落ちた…そして叫んだ
『い…今すぐマイスターを呼んでこい!』
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『ハイエルフ マイスターのゲルマノヴナです…ショウ様、うちのコンドラートヴィチが偉そうな態度を取って誠にすいませんでした!』
「え、どうしたんですか突然」
一番偉いマイスターが上ではなく一段下の同じ場所へ降りてきて自分に頭を下げてるよ
どうなってるんだ?
『神の加護を15個も所持しているのは…ほとんど神と同格、特級とか上級とかの能力まで持っていて短時間だが時間停止の特殊能力まで使える人族はハイエルフ以上ですよ!』
「あ、そこまで見えるんですかハイエルフの石版っていうのは」
『ショウ殿にウチの娘と更に妻まで…調子にのってエライ人と契らせてしまった』
「ヘルマンさん、どうしたのですか頭を抱えて」
『ショウ様、こっちへ来てください…そして左手はすでに他で使用済みですから右手の甲を出して下さい』
マイスター ゲルマノヴナの曲がった木製の杖から光が出て右手の甲に当たり魔法陣のような二重の丸い輪に金色の一筆書きでよく見る星が描かれた、名前入りである
『それが人族でも空間結界を通過できる通行証とエルフの森及びダークエルフの森とハイエルフの所での身分証明書も兼ねている』
「ありがとうございます、これでいつでもテレポートで転移してこれます」
『出来ればこれをお持ちください、何かあればコレに書き込みが出ます』
B5サイズの石版だった、何かあったらエルフの森他へ召集かけるつもりだろ…
ともかく、用が済んだから村に帰ろう
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帰ったら…村長の家が大騒ぎだった、フレドリカさんが相手をしていたがまさか不在時に
エルヴィーラと結婚するはずだったのに!と隣のヴォロドロス村から村長のイーヴァルとデブ息子のグンナルがカチコミをかけてきてるとは思わなかった!
『だからもうエルヴィーラは処女じゃないからグンナルとは結婚しないって言ってるでしょ!』
『ウソをつけ!息子と結婚させたくないからデタラメを言うのか!』
このオヤジも面倒だな…
『エルヴィーラちゃん、むふーむふー!はぁはぁ…』
『ひぃいいい!ショウ様あああ』
「呼んだ?ただいまエルヴィーラ」
『お前か!エルヴィーラの処女を奪った人族というのは』
「人族というけど、ハイエルフから身分証が出てるからね…ほれ」
イーヴァルが右手の甲で光っている身分証を見た途端に後ろへ転んで行った
『ど…どうして人族が、ハイエルフSSSの身分証明を持ってるんだよ!』
『『『ハイエルフSSS!』』』
ヘルマン・フレドリカ・エルヴィーラが叫ぶぐらいありえない事らしい
これより上はマイスターぐらいだろという間違って発行してないかという身分で
行ったらいきなり1佐の階級が出ましたー!という話だと思えばいいだろう。
『ハイエルフ マイスターが自ら出てきて発行してくれたので…というわけでエルヴィーラは俺の大事な女だ、手を出すヤツはブッ倒す!』
『嬉しい、ショウ様…大好きいいいいい!』
あ、ダラ泣き状態にしてしまった
『う…うううう!こうなったらエルヴィーラちゃん殺してボクも死んでやるー!』
「しまった!この距離じゃ間に合わん、知らない間に近くへ寄っていたとは!」
『キャアアアアアア!』
手に持っていた中サイズの刃物でエルヴィーラ突き刺そうとした瞬間に…グンナルが壁を抜けてブっ壊れる勢いで横へ吹っ飛んでいった
「どうして何も無いのに人間が真っ直ぐ吹っ飛ぶ、あ!お前どうしてここに…セブン」
エルヴィーラの前でパンツ丸出しのまま蹴り出しポーズを取った状態で
『マスター、CIC経由の超空間通信を逆探知して場所を特定出来たので来ました…その機能が搭載してあるのは私だけですから』
「どうしてここへ来た?」
セブンが片足立ちから体勢を普通に戻し
『シスターがマスターの様子を見て、そしてマスターのボディガードをするのと記録を採取してこいと』
『ショウ殿、この子から人の気配が無いのだが…これは一体?』
「ヘルマンさん、さすがですね…人造アンドロイド セブンです、他に6体居ますがセブンは諜報活動専門なのです、年齢が7歳設定だから見た目は小さいけれど中身は機械ですからパワーも機能も凄いです」
『マスター、これ殺しますか?クーデター阻止の時は40人以上を抹殺しましたから余裕で瞬殺しますが…指示をどうぞ』
「うーん、ダークエルフに効くかどうか判らないが…上級だからやってみよう」
倒れているのグンナルの首根っこを捕まえて目を見て
「【催眠操作】今からお前はエルヴィーラに対して興味が無くなる…むしろ嫌いになる!自分が手を叩いたら、それが始まる」
「【催眠操作終了】起きろクソデブこら!」
『ううん…ああ!エルヴィーラちゃん結婚してえええ』
…パァン!
『…あれ?なにあの女、好きじゃ無いわ…ケッ!父さん帰ろうよ!』
『グンナル!お前どうしたんだ…エルヴィーラは諦めたのか!おーい』
「帰って行ったわ…まさかセブンが来るとは思わなかった」
『CIC経由でサーティに3人の画像を電送してあります、キアーラの端末をみんな見ているはずです』
「え…どうやって?」
『改良が入って右手の手首に収納型KIXシリーズ用コネクターが付いたのですよー付属ケーブルを繋いで画像とか取り出せます、"#$'&%%$#`~&%%$"いまサーティから高速通信が…フレドリカさんの露出度に姫様ズが大激怒らしいです、エリカがおっぱい負けたあああと叫んでいると』
「あああ、帰ったらフルボッコ確定だろ…というか勝手に画像を送るんじゃねえ!」
『ふふふ…1人生んでも、胸筋と腹筋を鍛えていればまだまだイケるわね』
フレドリカさん、極上の乳を「たゆんたゆん」させなくていいですから
鍛えてると弾力が凄いなあ…
『ショウ様あああ!怖かった…うえぇええええん』
エルヴィーラが泣きながら抱きついてきた、そりゃ怖かったよな…よしよし
髪の毛を撫でながらグンナルとの結婚は阻止したいのは、本人を見てその気持ちは
よーく判ったが、人族で良かったのかね本当に
『いいんです!もうハイエルフSSSの身分証が出されたということはショウ様もダークエルフの森で住める権利があるという事です…ここがショウ様の家でもありますよ、ふふふ』
「エルヴィーラ、勝手にそーゆ事を決めるとヘルマンさんが」
『いや、あの寝てるベットのある部屋…最初からショウ殿の部屋だから』
「初めて聞きましたよ、その話…結構広い部屋じゃないですか」
『隣がエルヴィーラの部屋ですよ、ふふふ』
「フレドリカさん、企みましたね」
『ショウ様、向かい側が…私の部屋ですから』
「うわあああ、仕組まれた!」
森で取れる薬草での治療はあと10日ぐらいで完治するそうです
腕はもう良いのですがアバラ骨の骨折が…でも骨折が治る薬草って凄いわ
セブンには許可無き画像伝送と自室として割り当てられた部屋の画像記録を
禁止とする指示を出しました
あとKIX-015で発注してこの座標へ超空間転送してくれと指示を出す
明日には出来るそうだ…超空間通信チップを入れるのは初めてだからねー




