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異世界おひとり様自衛官  作者: 柊真琴
◆その1:やってきたぞ転生編
9/189

【ソフィア姉さんの正体であります!】

タイトルに括弧装着、印刷後に誤字修正あり

「いやーいい風呂だった」


銀パッドで調べたら、シックビアンカは温泉が出ているので

一部では地熱を使った農業もやっているとか。

いいかもしれんなここ…


風呂へ入ってる時、ここで自分の専属メイドのアリスが

背中を流しに乱入してくるとは思わなくて困ったが。

本当に背中洗うだけで帰って行ったが、普段はもっと


クチでは言えない事をやって行くが今日はダメだと言われたそうだ。

誰からの指示と聞くと「それは言えません…今日だけですから」と

リディアといい、今日は何があるんだ?

ちなみに入ってきた時に追い出そうとしたら

「伯爵に…怒られてしまいます…」と泣きそうになるのは、ずるい

全裸で来るのは、どこに視線を持って行くかで非常に困るんだが。



さてと、自分の状態チェックでもしておくか


【スキル開示モード】


--------------------


 【名前 】 ショウ・サー


 【年齢 】 25


 【職業 】 流れ着いた元自衛官


 【レベル】 306(加算6)


 【体力 】 312(加算12)


 【魔力 】 308(加算8)


 【魔法術】 サイレンス 


 【持ち越し能力】 〔合気道4段〕〔徒手格闘2段〕

          〔銃剣格闘2段〕〔剣道3段〕

          〔空手3段〕〔柔道2段〕


 【特殊能力】 鑑定眼  空間収納技能 可変型周辺探索

        ロリ・フレイバー 創造神の加護(梅)

        格納箱(12個)恋愛神の加護(竹)


 【固有能力】 念動力(最大30tまで) 

        暗視眼(見える範囲まで)

        物体透視眼(無機物に限る)

        特定聴取耳(距離30mまで)

        電撃攻撃力(交流30Vまで)


--------------------


恋愛神の加護ってなんだよ!

(竹)って強くねえ?

だから巨乳11歳が出てくるのか。

レベルと体力と魔力はちょっと上がったが


名前が…あああああああ!

ここでの名前で身分証を作ったら、永遠に


「ショウ・サー」


だろ、完全に詰んだ…ああ詰んだもう遅い。


もう練習がてら【物体透視眼】でも使ってみるか!

…おお、ドアの向こうが透けた

もっと先は…おおおおおお!

コレってVR状態のまま30倍ぐらいまで高画質ズーム出来るんだ

知らなかった、これは使えそうだ。


では窓から【暗視眼】でも…コレでズームは無理か

見える範囲と記載してあったから。


では、【電撃攻撃力】を…まだ使ってなかったが

塀の向こうにある、川岸に1本だけ立ってる木に狙って


30ボルト、90アンペア交流!


指鉄砲光ったあああああ!

木が割れて燃えた、やりすぎたか…アンペア数高かったか。

C-4点火ならもっと電圧もアンペア数も少なくていいな。


木を燃やしっぱなしにしておけないので川の水を【念動力】で

固まりで持ち上げて、よっと!

…量が多すぎて一気に当てたら火は消えたが根元から倒れてしまった。

その辺は慣れだな、今度から注意しよう。


さて、今日は…何か起こる?

気にしてられん!寝よう。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



いま、時間は何時?

灯りは消したから…って体が動かない!

金縛り状態だろ、その前に服を脱いだ記憶がねえ。

全裸だよぜんら!下半身までマッパだぜ、何があった。


もしかして変な所に生贄とされて…じゃなくて現状、客間!

位置は変わらず、その前に「神のご加護」あるのに

金縛りは無いだろ…【スキル開示モード】


【特殊能力】【固有能力】全部グレー表示だぞ

神様、全部終わってる…なさけねーなあああああ!


ん?誰か…居る!

ドアにはカギをかけて寝てたはずなのに、こっちに来た


ソフィア姉さん!何で入って来られるんだよ。

というか、何その透けたピンクのネグリジェに黒の紐パンツ

そして…肉汁満載という超高給な肉まんが2個!



『あ、何でここに居るかって顔してるね…合鍵はお父様から借りてきた』


あの親父もグルか!

ここで生贄にされてしまうのか、短い異世界生活だった。

さらば一人旅の生活よ。



『…誰も命まで取るって言ってないだろ!サキュバスの血が一番濃い私が直々に筆おろしをしてやろうって言ってるんだ、ありがたく思えよな』


へ…サキュバスって、あの男の精を吸って生きてるというアレかよ!

何でここに居るんだよ、一番濃いってなんですかあ。



『家系的に先祖を辿ったら居たらしくてな、たまに濃厚な血筋で出るけど濃そうな精を取り込めばしばらく普通に生活できるから…協力してよお、サービスするからさっ』


サービスって、どこぞの妖しい店みたいだ…家系というがリディアも

そのサキュバスの血が混じってるのかもしかして!

出ない場合もあるとか



『判明するのは10歳ぐらいだけど鑑定眼を持っている人なら赤子でも因子ありかはわかると思う、リディアの場合は特殊で好きな人に向かって無差別の欲求に変化すると占い師の婆に言われたが何も起きなかったから安心してたんだよね、でも本当にそうなるとは思わなかったよ笑っちゃうよ』


それは判る気がしてきた、こんな馬の骨に会っただけであそこまで

特殊能力で惚れただけじゃない真っ直ぐ突っ込んできた感じだった。



『…たぶんリディアとお主の体は結ばれるとみてるよ私は、だから今日は筆おろしと妹のリディアに痛くて下手くそな行為をさせないためにも!朝までガッチリ数々の技を仕込むから覚悟しておけよ』


マジですかあああ!

でも体が動かない状態でどうしろと?



『え?考えてる事が判る状態は…どうなってるのか想像できない、右手あげ!左手あげ!』


自分の意識とは勝手に左右の手が

完全に乗っ取られた…終わったあ!



『では、リディア…1日借りるねっ!ありがたく、いただきまあーす』



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



客間から


『んぉほぉぉォォ!』とか


『気合いをいれんかい!』など


わけのわからん言葉が朝まで聞こえてきたそうです。


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