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異世界おひとり様自衛官  作者: 柊真琴
◆その5:隣国接触編(発動編)
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【第六区、鉱山と凄い妹であります!】

『マスター、アーカス公国から港より軍艦が大量に出航しています…総数は不明です』


「来たか、エリック少尉に【操演操作】を仕掛けてあったから公王の屋敷の位置は

掴めているが、イレブン…到達時間はどれぐらいだ?」


『砲台灯台の境界線まで10時間から11時間でしょう

艦隊構成を組むなら半日ですね』


「そのまま監視を続けてくれ、全数が判明したら教えてくれ」


『イエス、マスター』


「さて、汀洲テイシュウさん…アーカス公国も

こっちの文字は理解出来ましたよね?」


『ああ、大丈夫だ…第二区の書類も全部こっちの文字でやっていたからのう』


「今から言う事を紙に書いてもらえますか、アーカス公国に送りつけます」


『まかせておけ、筆と墨は常時持ってきておる』


『実はお爺ちゃん、達筆で有名なのよ』


春燕チュンイェンそうなのか?さてKIX-015で

アーカス公国行きの入れ物を1個、作製を発注するか」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



『中庭へ何か降ってきて地面に刺さってるぞ!』


大体の位置はエリック少尉が歩き回って視覚情報が入っているから勘で

【テレポート】させて落としました、衝撃で蓋が外れて縛った手紙が取り出せる

仕掛けもちゃんと付けています



宙夏そらなつ国より公王様への手紙が入っていました』


『何でこの場所が判ったんだ…誰かスパイが居るのか!』


『どうやってあの距離まで連絡が出来るんですか…不可能です』


『魔法でも無い限り無理だな…そうだよな、手紙を読んでみろ』


『向こうの文字が判るエリック少尉が改訳して読みます』


-------------------


アーカス公国、公王様

宙夏そらなつ国、主席将ショウ 天佑テェンヨウと申します

貴国から大量の軍艦で自国に攻め入る事は、すでに承知しております

領海内に侵入した場合、警告無しで撃沈される事はご承知下さい。


-------------------


宙夏そらなつ国は何で知ってるんだあああああ!』


『公王様、いつも宙夏そらなつ帝国から戻った時は持ち物検査や船の中まで

ネズミ1匹居ないか全部見ています!スパイも居ないし怪しい機器もありません!』


『じゃあ何で詳しく知っているんだ!』


『全くわかりません…』



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



天佑テェンヨウは手紙送りつけるなんてね…でも一緒に見られるなんて

公王のブチ切れは面白いわー公国って魔法が存在しないのね』


「これも魔族の…愛人から受け継いだ効果のせいで三者間念話効果が

ここまで使えるのかと、いま初めて気がついた…いたたたた!ツネルなよ」


天佑テェンヨウ…そんなタナボタ効果の実験に私が使われるとは!

六区に着くまで余裕があるから、お部屋で超濃厚ぶっちゅやってくれなきゃ許さない』


春燕チュンイェンそれをここで堂々と言うか!汀洲テイシュウさん

風呂に行くかと言って後ろ手サムズアップは何ですか!イチナナ、ブリッジで

監視業務に入れとは言ってないしそのニヤリは…OS4.X人間らしくなって恐ろしい」



結局、超濃厚ぶっちゅだけで済むわけありませんでした…昼間っからー!



+++++++++++++++++++



『これはショウ主席、第六区へよく来てくれました!』


戮力ルーリーさん、六区は税金高いぞぐらいしか問題無いですよね?」


『たいした問題は無いですよ、裏ギルド目当てで宝石鉱山から勝手に掘るわ

輸送中に殴って原石をかすめ取るわ、偽物を作って市場を混乱させようとする

輩が居るぐらいですかね』


「ど…どこが、たいした問題じゃないんだよ!」


『これは鉱山だとよくある話で、必要悪みたいな部分もあるんですよ

ちゃんと見つけ次第捕まえてるから大丈夫です』


「他には何かあるか?」


『ある銀鉱脈を掘って行くと…奥で何人かバタバタと倒れて亡くなってしまった

呪われた鉱脈があるんですが、それは別にいいですよね』


「いや、それって心当たりがある…戮力ルーリーさん

ちょっとその鉱山まで付き合ってくれ」


-------------------


「ここか…普通の鉱山だが入ってみよう」


『奥でみんな倒れてました、原因はわかりません』


「ここは有毒ガスが出たのですか?」


『ガスは出ませんでした、その音の出ている機械は何ですか?』


「もしかしたら、これに反応したら原因がわかるかもしれません…

あ、メーターが振り切った!」


『ガーガー音がうるさいぐらい鳴ってますよ!奥まで着いていません』


「もう十分です!早く戻りましょう」



『鉱山の入口まで戻ってきましたが、原因は何だったんですか?』


「ウラン原石です、銀の近くにある場合があります…放射線を発するので

長い間接すると人体に有害なんです、それを大量に掘り出して

積んでしまったのでしょう」


『なんという事だ、ここは爆破して閉鎖しましょう』


「じゃあ爆破しますよ…〔爆裂魔法〕坑道全部!」


大音響と共に坑道の中で爆発が起きてガレキで全て埋まった



ショウ主席、火薬なしで発破技士が出来ますね

さっきの機械は何なのですか?』


「ガイガーカウンターといって放射線に反応してレベルを測る機械です

メーターを振り切ったという事は人体に影響ありという事ですね」


ショウ主席、今後のためにこの機械、予備があれば貸してほしいのですが』


「1台しか無いので解析して坑道作業員用の機械にして持たせますよ」


機械作業室に送って解析してもらいガイガーカウンターと二酸化炭素と

一酸化炭素とメタンガス検知器と酸素濃度警報機を内蔵させた

クビ下げサイズの坑内作業警報機を完成させた、一緒に左腕へ腕輪をしてもらい

坑内で倒れたり呼吸異常が発生した場合は外の箱型端末に坑内作業警報機の

番号が表示される仕掛けもしてある

外の箱型端末から坑内作業警報機へ音声で避難指示や昼食指示を出す事も出来る



+++++++++++++++++++



ショウ主席、これを全員に?』


「腕輪は全員です、坑内作業警報機は班長か組長分ですね

後で正確な数を出してください、大量生産に入ります」


『やっぱり天佑テェンヨウは器用だわねえ…そういえば何か原石を掘ってきたの?』


春燕チュンイェンどうしたんだ突然」


『新妻に何か宝石を送るのが慣わしなのよっ』


「どんな石がいい?」


『…サファイアちょうだい』


「はい」


コブシ大のカッティングされたサファイアを空間収納から出して

春燕チュンイェンの手に握らすと呆気にとられた後に叫んだ



『んぉほぉぉォおぉぉおほぁうっ!丈夫チャンフ何でこんなの持ってるのよ!』


「人には色々あるんだよ…嫁連合には内緒な」


『やっぱりショウ主席は謎に満ちているのう…そこが面白いから国が発展する』


-----------------------------


石壁を〔複製石〕で作って積み上げて第六区出張所を建て終った

出張所建築用ドロイドも無事に帰還したと…

中継用カメラは鉱山全体が見える山の上と出張所近辺の街中の2箇所に付けた

区主の部屋に58型の壁掛け型液晶テレビとカメラ受信箱と

アンテナを設置したし…段々と慣れてきたな



『マスター、書類が多かったですが鉄鉱石は精錬され半分は皇帝へ

献上させられてました、宝石も1/3は加工品を献上していて

行き先は不明です、その分第六区の税金は免除されていたようです』


「そうか…武器に化けていたんだろうな、新しい第六区出張所の区主の部屋に

戮力ルーリーさんだけ呼んでくれるか?」


--------------------


『いやーいい部屋ですね』


「ここで執務も出来ますし他の区主や水仙城と連絡が取れます」


『それは便利になります、忙しくなりそうです』


「【催眠操作】隠さず言え、裏ギルドからバックマージン貰ってるだろ?」


『…はい、お互いに運営を邪魔しない見返りとして貰っています』


戮力ルーリーさんだけのバックマージンか?」


『…はい、私だけです』


「やっぱりな…【催眠解除】」


『あれ?どうしたんだ…』


戮力ルーリーさん、疲れてるかもしれませんね」


-------------------


さすがに第六区で歓迎会は無しです、ムサイ男連中とは…

今日は昼過ぎにアーカス公国が境界線まで着くはずなのでグレートバゥムで待機しながら


…って明陽ミンヤンさんが居て林杏リンシンさんがお茶入れてくれて

春燕チュンイェン家から連れてきたな!



『さっきお茶が足りなくなったからテレポートして家に戻ったらショウ主席に

しっかり話をしたいというから…』


「まぁそれはいい、でもこれは何だ?男性への人見知りが凄いのはどこへ行った」


鈴玉リンユーがミニスカチャイナドレスのまま部屋に乱入したキアーラ体制で

椅子に座ったショウ主席にパンツ丸出しで跨り満面の笑みで抱き付いている



「本当に嫌な予感しかしませんが…イチナナ、アーカス公国の動きは?」


『120km手前で全て止まってますね…シスターから連絡が入ってます、軍艦総数

大小合わせて558隻です』


「200隻の2.5倍か、月光を出さないとヤバい数だな…茜と黒竜ペアと

スペシャル仕様になったラブリーアリスも緊急償還するしかないようだなこりゃ

領海まで2時間か…あー烏龍茶がうまい、鈴玉リンユーはいつまで跨ってるんだろ」


ショウ主席、父親として…春燕チュンイェンを宜しくお願いします』


『母親として、娘を宜しくお願いします』


「判りました、生涯大切にします」


『…そこに抱いてる鈴玉リンユーも一緒にどうですか?』


「ちょっとまて…マクリミナス家は、もう限界だしロリコンレッテルの

貼りなおしは避けたいです、ん?どうした鈴玉リンユー


天佑テェンヨウおぢちゃん…赤い大きいお船が他のお船をいっぱい連れて

もうすぐ果物の所に来るの、赤いお船の一番高い所に居るフレッドというのが

わるいおじさんなの』


「え、まさか鈴玉リンユーは【鑑定眼】…うわあああ!

男嫌いで良かったよ、バクチ場に連行され使われていたかもな

〔直前予知能力〕86%って何だよ…バレたら、誘拐されかねん」


『マスター、シスターより連絡あり…アーカス公国の船団が動き始めました』


「赤い大きい船が先頭だろうとシスターに聞いてみてくれ」


『わかりました"!#%%&'&#=+*'&"シスターが見てたのか!と驚いてます』


「念話で茜に黒竜と出撃でこっちにアリスを連れてきてもらおう、あと

春燕チュンイェンちょっと来てくれ」


天佑テェンヨウ何ですか?』


「…今回は鈴玉リンユーが鍵になりそうな気がする、春燕チュンイェンと一緒に

鈴玉リンユーは月光のブリッジへ来てくれるだろうか?」


鈴玉リンユーはおぢちゃんと行くよ、だって行くのが判ったから』


「え…そうだった!この娘は天然の特殊能力持ちだった」


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