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異世界おひとり様自衛官  作者: 柊真琴
◆その5:隣国接触編(発動編)
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【侵入作戦と転送門であります!】

CICでシスターズを集めて作戦会議である

今日はサーティも居る全員集合状態です。



『レンジ拡大は可能ですよ、今までアクア・ファル共和国までしかマスターの行動範囲が無かったのでそこで切ってましたが、みやびは範囲を宙夏そらなつ帝国の範囲…だと思われる所まで大きく広げておきます』


「シスターすまない、イレギュラー的な案件だからまさに予想外だった」


『侵略行為をしないのがマスターの主義ですからね、とりあえずいかずち宙夏そらなつ帝国の真上に移動させて中央部他を監視します』


「イレブン、もしかしたら…いかずちから〔サイクロプス〕を使う事になるかもしれない、その準備はしておいてくれ」


『イエス、マスター!アレを起動するんですか…』


『マスター、月光はどうします?』


「イチナナ…自動化しているのと万が一のための保険みたいなモノだからイチナナ以下ナイン・サーティ・一美・竜五郎のメンバーで大丈夫だ、すぐ呼び出して来られるように声はかけておいてくれ」


『イエス、マスター!』


「あと、サーティ…機械作業室へ作製スクリプトは出しているから完成次第グラビティが使えるSAKURA-STERメンバーを引っ張り出して国として建国する島から20kmほど行った小島にコレを組んで建ててくれ、場所の転移自由度が高いのはサーティだけだから頼むぞ」


『イエス、マスター!これって、灯台型レーダーなのか要塞と言うべきか…』



+++++++++++++++++++



テレポートして宙夏そらなつ国にある海岸近くの町に着いた、もちろん光学迷彩はかけてある

言語は大丈夫そうだ、髪と目と肌の色もそのままいけそうだが。



[茜・舞…念話で映像が見えるか?]


《主、大丈夫ですバッチリ見えますが村の住居と大差ないですね》


《提督、昔の日本の村と似ていますが…どこかで見たことありますね》


[舞もそう思うけど、深くは考えないでおこう…貨幣は全く違うから困ったもんだ]


《提督、紅花ホンファさんに聞いて計算したらそっちの単位で1ケンは、こっちの王都鉄貨で3枚、共和国通貨で3ファルだから高いんですよ》


[おまけに…ウチらでないと、書いてある事が読めないな]


《主、確かにある程度は判りますが…3人とも【鑑定眼】を使って読んでいる状態ですね、聞いたらメインはその文字です、こっちの文字も使われてますが、こっちの国へ入り込むために訓練された人たちしか使えないそうです》


[だろうな…看板も張り紙も文字が漢字だもの、意味はなんとなくわかるが、でも住人は裕福に見えないな、何かに脅えているような感じだ]


《皇帝の朝陽チャオヤンに逆らえない状況なのだからと言ってます、帝国兵士に民衆は絶対服従という法令まであるぐらいの国だから注意してくれと》


[なるほどな、完全にダメな例じゃねーか…あ、帝国兵士3人から娘が1人貞操の危機だからフッ飛ばしてくるので念話を一時切断する]



「光学迷彩解除、【衣装変換】黒騎士Light…速攻で決めるか!」


3人とも首根っこを捕まえて腹パン一発で家を越えて100m以上吹っ飛ばした

生きてるかどうかなんて関係ない…



アリさんに助けてもらわなかったら、もう少しで…知らない男に孕まされるかと、えぐっえぐっ』


「誰がアリだ!って【衣装変換】あれは鎧で中身は人間だ」


『あ、本当だ…春燕チュンイェンといいます、助けていただきありがとうございます、帝国兵士がさっきの3人が居なくなった事で騒ぎ出しています、とりあえず私の家へ』


急いで春燕チュンイェンの家へ逃げ込んだ、この国は家族何代もまとめて大きな家で住むのが定番なようで、この家の家長である春燕チュンイェンの祖父である

汀洲テイシュウさんに宙夏そらなつ帝国の事について組織構成や天高山次元研究所について教えてくれた、何故そこまで詳しいのか


汀洲テイシュウさんこそ最初に次元接続転送門の原型である超次元結合理論を考え出した科学者だったから、全ての製作を

潺湲センエン博士に譲って引退してるが…全部では無いそうで

動いていた次元接続転送門にも欠陥がある、実は一部にコレを組み入れないと完成品ではないと美帆メイファンが渡したプレートと同じモノを出してきた

万が一、ここへ帝国兵士が踏み込まれてもいいように預かってくれと。


美帆メイファンを救出に行くと言ったら中大城のどこかに捕まってるはずだろうと

では行ってきますと言い残しテレポートで向かった。


その前に、シスターから記憶プレートの解析が完了したというのでCICにて新しく手に入った

プレートを分析して重ねてみる事にする



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



『マスター、新しく送ってもらった記憶プレートの解析と合わせて終わりました』


「よし、床下のモニターに出してくれ…回路図と配線図と外観図じゃないか」


『これが無ければ記憶だけで作れないと思います』


「シスター話がある、この回路図に…わからないように違う事を書き込み

プレートの成分と構造を解析して同じモノを作って中身をそっくり書き込む事が

出来るか?」


『可能です、その違う書き込み事項を言ってくれたら』


「じゃあ、その事項とは…」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



中大城です、光学迷彩をかけてますが…どこに美帆メイファンが居るのか不明

しょうがない、新しい固定能力を使うか。

そこの帝国兵士がいいだろ、【迷彩解除】


『おい、誰だおまえは』


「【催眠操作】転送門と作っている美帆メイファンという女はどこに居る」


『…詳しくは知らない』


「詳しい事を誰が知っている?」


『…技術部幹部の余暉ヨキが知っている、いつも連れまわしているから』


「10歩ほど歩いたら催眠が覚めて起きた事、話した事は全て忘れる、歩き出せ【光学迷彩】」


『…あれ、いま俺は何をやっていたんだ?』


使える能力だけど、悪用したら恐ろしいなコレ…

【サーチ検索】技術部幹部の余暉ヨキ

居たな、意外と離れてる場所だ【テレポート】



-------------------



居た、でも美帆メイファンはどこだ?

奥の部屋か【物体透視眼】奥で設計図を描いてるよ

テレポートで部屋に光学迷彩のまま入っていく。

話をするとバレるから念話だな


[美帆メイファンさん、声を出さないで…いま直接脳内に話しかけてます]


<だ…誰?>


[紅花ホンファさんから聞いて助けにきました、もう少しで海賊として殺されるところでしたよ]


<あああ、私がふがいないばっかりに…>


[今から助け出します]


<いいえ、それは無理です…これを作らないと民衆がたくさん殺されます!これは私が博士の命令とはいえ次元接続転送門や研究所を破壊したから何とかしないと、皇帝の朝陽チャオヤンなら平気で自分の民衆を殺します>


[ならコレを使ってください、私も手伝います…]


<これは!紅花ホンファに預けた保記板、何故それを…それと手伝うと言っても男性は警戒されてダメでしょう、どうしますか?>


[大丈夫です、初挑戦ですが…下着は貸してください]


<…変態野朗ですか!>


[違うわ!]



+++++++++++++++++++



「初めまして、美帆メイファンの助手で作製に関わる事になりました咲蘭ショウランと申します」


【男女変換G】で顔とボディと声帯が完全な女性化してある、おまけに【毛髪操作】で

腰まである黒髪ロングになっている。



「きゃあ!」


『ちょっと余暉ヨキ様!咲蘭ショウランの乳を触るとかやめてください』


『お前より乳がいっぱいあるからいいだろ、減るもんじゃなし』


美帆メイファン様あぁ~」


『…どうやったら股間のモノまで消えて、そんな体型になって声まで変わるのよ』


「特殊能力ですよ、そーゆー事にしておいて下さい…今回初なんですからコレ使うの」


『あっちを支えながら配線付けるのは大変なのよねって…あっち側は誰が支えてるのよ!ここは2人しかいないはず』


「向こう側や中身は見張りからだと死角になりますので私が念動力で支えますから同時進行で作業が出来ます…本当はこの門ぐらい持ち上げられますが、バレますので」


『…どんな超人なのよ、じゃあ向こうのネジを50本締めて、この作業が大変で』


「死角になりますね、わかりました【超加速】…終わりました」


『嘘おっしゃい、3秒で終わるわけが…終わってるううう!』


「5秒だけ人間の目に見えないだけの速度が出せるのですよ」


『この分だと、明日までに終わりそううう!でも、何で私と同じような作業がこんなに完璧なほど出来るのよ、もう見ただけで私と同じ事が即可能とは』


「これも特殊能力で、料理にも使えるので作ってるのを見たら同じモノが作れるでしょう…コレ終わったら、ウチらはどうなるんでしょうね」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



次元接続転送門が完成した、門の横にある転送位置を決める操作盤で決定し

戦車砲を走行させて通過させたら敷地の端へ出てきて成功だと

技術部幹部の余暉ヨキが絶叫したと同時に出てきたその戦車砲が

倉庫の前で動作を眺めているこちら側へ照準を向けたのがわかった。


倉庫の中へ避難したが問答無用で主砲のようなモノを撃ちまくって

建物ごと木っ端微塵になり瓦礫の山となったので安心したのか

それ以上死体を捜すなどの事は無かった。



美帆メイファン、大丈夫か」


『ん…ああ!戦車砲の攻撃にあって、ここは?』


「海沿いにある縁の出来た春燕チュンイェンの家だ」


春燕チュンイェン…どこかで聞いたような気が』


『久しぶりだな美帆メイファン、生きのびたようだな』


汀洲テイシュウ先生!そうだった…春燕チュンイェンは先生の孫だというのを聞いた覚えが、それよりも先生!申しわけありません!戦争の道具に使うなと言われていたのに民衆を楯に脅されてしまっては…あああ!』


「あ、転送門は大丈夫です…いま連絡してみやびから次元接続転送門へ裏コード起動スクリプトを送ったので戦争には使えません、ふふふ」


『だから保記板を持ってきたわけなんですね、違う事が起きるようになってるとは』


『そういえば名前を聞いてませんでしたね』


「そうだ、春燕チュンイェンさん美帆メイファンさんにも名前言ってない

ショウ・マクリミナス公爵…王都子爵の称号もあるけど」


『…蟻さんでは、なかったんだ』


『…パンツ大好き変態野朗かと』


「だああああ!こいつらはもう!」



+++++++++++++++++++



皇帝の朝陽チャオヤンが中央城で宣言をしていた


『いいか!王都へ出ようかと思ったが、海を制すのが侵略の一歩だ!姿を変えて海賊行為から、そのまま敵国内部に潜り込んでいる工作員が潜伏しているシマリーン国から侵略し、アクア・ファル共和国を我が物にするのだ!彼らには我が宙夏そらなつ帝国に支配されて二度目の人生を支配下で服従してもらおうじゃないか!』


『海からは我が無敵の海上艦隊も出る!先に完成した次元接続転送門で戦車砲を100台送り込み、向こうの城を一気に攻略するぞ!』


戦車砲が一斉に動き出し、朝陽チャオヤン

接続転送門起動!目標、シマリーン国中心部!という掛け声と共に

戦車砲が次々に転送門へ入って行き100台が敷地から消えた。


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